毎年発売されているマンガランキング本の代表格です。
同じような企画は他にもありますが、その中では比較的バランスがいいと思います。
今年のランキングも楽しめましたし、編集部の書評も悪くなかったです。
ただ、今年の「このマン」は残念なところがありました。
それは、ランキング以外での漫画紹介コーナーがかなり縮小されていたことです。
サルベージ座談会が男女合同になって合計6ページしかないのに始まり、
例年載っているジャンル別のおすすめマンガ紹介コーナーもほぼ無くなってしまい、
インタビューや売上ランキング中心の誌面となってしまいました。
そのため、ランキング外のマンガ紹介・解説が極めて少なくなっており、
読みたいマンガを探すという目的に対し、あまり満足できませんでした。
ぶっちゃけベスト10内のマンガは基本的に話題になったものばかりなので、
この本が本来支援すべき対象にスポットが当たっていないと思います。
芸能人の書評とかこのマン大賞の作品を載せるのもいいでしょう。
ですが、やはり「このマン」は面白い漫画を教えてくれてナンボです。
500円で無理なのならば値上げしていただいて結構なので、
より充実した誌面を望みます。