主人公「みほちゃん」の心の成長を丁寧に描いた作品です。
物語とその展開に引き込まれ、一気に読んでしまいました。
自分の小さいころを振り返り、昔こんな子いたなあ、と懐かしくなりました。
誰かのために一生懸命になれる、というのは、実は誰のためでもなく
その人自身を大きく成長させるもの--というのを改めて考えさせられました。
仕事と時間に追われる程、誰かの為に仕事を背負うのは損、
と否定的な考えに陥ってしまいがちですが
「それだけ」では無いですよね。そこから得ることも非常に大きいです。
また、「みつこさん」の丁寧な仕事振りや「モモ」の言葉を通じて「仕事は何よりも心
が大切」という点や仕事スイッチが入った時の切り替えはお見事。
見習いたいものです。
本の裏表紙を見て、指差しながら「にゃんにゃん」「はな」と片言を言っている1歳半の娘にも
将来読ませてあげたいです!
「みほちゃん」のように不器用でも素直で一生懸命になれる子に育ってくれたら...