東北大震災という国難の中にあって、日本人の心根の美しさが世界中から絶賛され、日本人であることの誇らしさをこれほど感じたことはありません。
新渡戸稲造の『武士道』に共感するのは、日本人だけではありません。やはり人間の良心に沿っているからなのでしょうね。
武士道に興味があるけど、難しそう…と敬遠している人にも是非読んで頂きたいと思います。
中身検索でも読めると思いますが、内容は
義 勇 仁 礼 誠 名誉 忠義 克己心 という新渡戸稲造の武士道に沿った内容に加え、オリジナルで 慮 が解説されています。
それぞれに章立てで、基礎編、応用編、実践編、発展編と見開き2ページづつで解説されています。
基礎編では、主人公の菊千代が父上から『義』とは何か、とそれぞれの言葉の持つ意味、それに伴う行動について説明を受けます。
応用編では、その言葉に関係する言葉がいくつも説明されています。
実践編では、先生に『こんな時どうする?』と聞かれて、菊千代がどうするのが正しいのかを考えだします。
発展編では、先生のお話が書かれています。
子どもの生活に密着した内容で、この場合はどうしたら良いのかが、とても具体的によくわかります。
例えば、勇 については、何が正しい勇気なのか、が解説されています。危険なことをするのは決して勇気ではない、ということもわかります。
又、恥 と名誉は、相対するものですが、それはどちらも、自分の心の中でこそ価値のあるものだということもわかります。
例えば、変なあだ名で呼ばれたりしてバカにされたら、それはとても恥ずかしいと思うかもしれないけど、決してそんなことは『恥』なんかではないのです。
子どもでもわかるように、とても丁寧な説明です。一家に一冊、是非どうぞ!
是非学校でも指導して下さい。子どもの担任にもおススメしてみようっと。