1巻の頃は早熟な「小学生」とウブな先生によるコメディという印象でしたが、いつの間にか青木先生がしっかり「先生」になっていて「ずいぶん遠くまで来たな〜」と感慨深くなってしまいました。
りん・レイジと青木先生の同居という展開はややフィクションっぽいとも思いましたが、青木先生の「先生」として敢えて領域を踏み越えて二人の成長を促した決断には好感が持てました。
一つ屋根の下だからと変な関係になることも無く、程よいタイミングでの同居解消などバランス感覚に優れた物語構成に感心します。
「りんとレイジ」だけでなく「小矢島先生と白井先生」の関係の変化も本巻のポイントですが、彼らも大人になりきれないおっかなびっくりなコミュニケーションで少しずつ前に進んでいきます。
この大人になりきれない登場人物のやりとりを通し、「こどものじかん」というタイトルの深さにようやく気づくようになりました(単純に小学生ってことではなかったんですね…今さらですが)。
誰も彼もが「大人」と「こども」で揺れ動きながら少しずつ前に進んでいく。
ここまでくると登場人物のみんなを応援したくなります。
りんたちの卒業で物語は完結すると思いますが、各々の登場人物たちはどうやって「こどものじかん」を終えていくのでしょうね…みんなガンバレ!!
次巻も即購入します。