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130 人中、106人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
もっと真面目に評価されるべき作品です。,
By
レビュー対象商品: こどものじかん 1 (アクションコミックス) (コミック)
ませた小学生少女の過激な言動ばかりが話題になっているようですが、この作品は最近巷に溢れているいわゆる萌え系ロリータ趣味漫画とは明らかに一線を画しています。作者は小学校教育の様々な問題点についてしっかりと取材をしているらしく、現場の先生達の苦労や戸惑い、そして多感な小学生達の抱える心や体の悩みなどが、コメディタッチの明るい作風の中にもきちんと描かれています。 毎晩徹夜の予習で頑張っても、経験不足故に教科書をなぞるだけの退屈な授業しかできない。結果子供達は退屈しだし、誰も言うことを聞かなくなり、騒ぎはじめる。一体誰のために苦労していると思っているのか。 主人公青木先生のこうした苦悩は、新任教師なら誰しも最初は経験するものです。私も以前塾講師をしていたことがありますが、子供達にとって、おもしろく、分かりやすい授業などというものはそう簡単にできるものではありません。1時間、子供達に自分の話を聞かせるということがどれほどたいへんなことか、それは経験したことのある人しか分からないでしょう。 一方、苦労しているのは先生達ばかりではありません。小学生の子供達も様々な悩みを抱えています。親や先生を選べない彼らは、ときに大人達の心無い身勝手な振る舞いに傷つけられながらも、何とか自分の身を守りながら精一杯生きようと頑張っています。彼らのませた言動は自分を守るための手段の一つなのかもしれません。 作中の問題児九重りんちゃんも、過激なませた言動で青木先生を翻弄させてばかりいますが、その大人びた心にはどこか影を持っているようです。そんなりんちゃんも、青木先生の誠意ある姿にいつしか心を開いていきます。 この作品は結局先生と生徒の心の交流こそが、教育の中で一番大切なのだというごく当たり前のことを気付かせてくれます。これから先生を目指そうという人達にも真面目に薦めたい一冊です。
62 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
絶妙のバランス,
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レビュー対象商品: こどものじかん 1 (アクションコミックス) (コミック)
何とも微妙な魅力を持った作品。主人公に少女でありながら「女」を感じさせ、逆に担任の教師は、大人の男に「男の子」を感じさせる設定が秀逸。 時に大人と子供が反転したような展回となり、話にふくらみを持たさせている。まぁ、難しいことを考えなくても作者の実力で十分楽しめると思います。 但し、少々読者を選ぶ作品であるとは思いますので、☆4つの評価です。
32 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
…男子生徒はどこに行った。,
By nishemono! (京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: こどものじかん 1 (アクションコミックス) (コミック)
ロリコン漫画という需要があるということが知られてきた頃の、そういう客層を狙って書いているわけじゃないんだけど そういう方々にも好まれてしまった、という感じの作品を、 しかしそういう客層に合わせて書いたような作品。 といっても、それは読者への媚びや、思わせぶりな、 エロティックな表現といったものを元にしているわけではなく、 ロリ漫画的な絵と高い画力、そしてそれによる過激な表現といったものが中心である。 これが作者の力量によるものか、作者の力量の限界を示すものかはわからないが。 その過激な表現は、煽情的なエロリというよりかはむしろ、 子供の精神的な危うさというものを端的に表現しているし、 主人公教師の、びっくりするぐらいまともなストイックさによって、 それなりに現実的なレベルにまで抑えられているように見える。 イメージで言うなれば、『萌える金八先生小学校版』といったところだろうか。 表紙を見て、単純にかわいいなと思えるような、 "ライト萌え"派漫画読み(?)の方におすすめ。 わりと新感覚、かな?
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