世界中を包み込んでさえしまいそうな、壮大なバラード
とはいえ壮大とはいえ、演奏やストリングスが豪華なわけではない
むしろ清塚信也さんのピアノの音色をメインにした、シンプルな演奏
そこに彼女の歌唱がのせられ、奇跡的とも言える調和を見せる
その歌声は、陰と光、弱さと強さ、絶望と希望…といった
背を向け合うような感情を同居させたまま伝えてくる
けれど彼女は人生のもつ負の部分と向き合うからこそ、
楽曲そのものが真摯なメッセージとして私たちに伝わってくるんですよね
また「こと」のビデオクリップは必見です
生死を彷徨う浮浪者にあんりこが扮し、海を目指すというストーリー…
かつてない程にインパクトのあるその内容に、彼女の気迫を感じます
そして両A面となる「誕生日」が、また素晴らしい
ありきたりなことなはずなのに、こんなにも優しい歌詞
安らぎ、癒しといった彼女の魅力のひとつが存分に詰まっています
「春隣」「モウイチド」「こと」「誕生日」
カラーはどれも違えど、今年も素晴らしい楽曲が揃いました
アルバム「ひとヒナタ」まであと少し、です