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ことばの食卓 (ちくま文庫)
 
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ことばの食卓 (ちくま文庫) [文庫]

武田 百合子 , 野中 ユリ
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

食べものに関する昔の記憶や思い出を感性豊かな文章で綴るエッセイ集。

登録情報

  • 文庫: 160ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1991/08)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480025464
  • ISBN-13: 978-4480025463
  • 発売日: 1991/08
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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武田百合子さんの、なにものにもとらわれていない無垢な五感(味覚にかぎらず!)がつむぎだす、新鮮な文章が素敵なエッセイ集です。味覚の記憶のなかに、ひそかに”死”の影をひそませた「枇杷」や「牛乳」は何度読んでもしみじみとしてしまう、あきない文章です、お薦めです。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
これ以上の随筆というものは自分にとってないかも、
と思うくらい魅力を感じ続けている一冊です。
物事を見たそのままに切り取る作者の目と感性の斬新さに驚き、
笑い、泣きそうになります。
ありのままに、時に残酷なくらい鋭く物事を描き出しながらも
同時に文章には作者のまっすぐな優しさが貫かれていると思う。
天衣無縫、おおらかで大胆なイメージも強い作者だけれど
この本の中の、特に過去の記憶をたどる文章では、その繊細さや孤独が
強く感じられるような気がします。
もう何度繰り返し読んだかわかりません。
それでも飽きないし、大好きな本です。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一瞬を切り取って永遠を紡ぐ、そうした言葉の魔術師。着飾った美しさとは違う剥き出しの美、事も無げに抉って見せたよう表現の鋭さには、恐怖・畏怖といったものすら感じます。ただ、「素朴」というのとは違います。しいて言うなら、完璧に「素朴」を演出した世界。冒頭の「枇杷」ひとつとっても、亡き伴侶が枇杷を食べた生活の1シーンの何気ない回想ですが、そこに美と官能と郷愁と様々な色合いがステンドグラスの光のように淡くきらめいていて、なぜか涙を誘われます。若い時にも一度読んでいますが、年をとって良さがわかった作品です。
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