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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
作家の実力がモロに出た。,
By 桑の実からできた泡 (東京都日野市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説 (単行本)
本書は超長寿漫画「こち亀」の連載30周年を記念して出版されたノベライズだ。日本推理作家教会に所属する中堅から大御所までの作家7名が寄稿している。シリーズ小説として人気の高い「新宿鮫」や「池袋ウェストゲートパーク」の登場人物とこち亀の主人公両津勘吉の競演が本書のウリのようだ。しかし読んでみると、鮫島やマコトとドタバタを繰り広げる両さんよりも、京極夏彦や東野圭吾描く両さんのほうが原作のイメージに近いし、純粋に面白かった。
京極夏彦「ぬらりひょんの褌」は大原部長が学生時代に遭遇した妖怪ぬらりひょんの正体が、数十年の時を経て暴かれる話だ。京極夏彦の十八番である妖怪談とこち亀ワールドがみごとにミックスされていて面白い。 東野圭吾「目指せ乱歩賞!」これは乱歩賞の賞金と印税に目がくらんだ両さんが乱歩賞へ応募すべくめちゃくちゃな勢いで小説を書き始める話なのだが、その様子がとにかくスゴイ。両手両足で4つのキーボードを操り、用紙やインクの補充が間に合わないほどのスピードで印刷を実行、ついにはPCが火を噴いてしまうほどなのだから、両さんの人間離れぶりは原作にも引けを取らない。さてこの話。オチは賞選考の過程や曖昧さを熟知しているベテラン作家ならではのもので、なかなか興味深いものになっている。 それにしても連載30年ってちょっとスゴイ。 30年の間、原作者の秋元治は1度も休載せずに描き続けたというのだから頭が下がる。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
楽しい〜,
By 冴子 "SOLD OUT" (名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説 (単行本)
7人の作家をよく知らない人でも、よく知っている人は一層楽しめます。
新宿鮫のレギュラー陣の幼馴染だったり、誰かの夢の中に登場したり、書いている作家自身もとっても楽しんでいる様子がうかがえます。 個人的には両さんらしさが出ているのは東野圭吾作品かな。 京極夏彦作品は京極さんらしい落ちが付いていてこれまた楽しい。 欲を言えば宮部みゆきさんにも書いてほしいし、乃南アサの音道貴子と共演、というのもいいな〜
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
豪華すぎ!面白すぎ!,
By
レビュー対象商品: こちら葛飾区亀有公園前派出所 小説 (単行本)
漫画も小説もフィクションなのに、それがコラボすることで、まるで本当にその世界が存在するかのような錯覚にとらわれます。
各作家さんの『こち亀』への”愛”が伝わってきます。 両さんのハチャメチャ度では、京極夏彦さん、柴田よしきさんの作品がダントツ! 抱腹絶倒で、通勤電車で読まれる方はご注意を(笑)です。 個人的には、今野敏さんのプラモデルの話が一番好きです。最後の最後に一瞬登場する両さんのシーンに、グッと心をつかまれました。
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