ACジャパンのCM、こだまでしょうか、いいえ、誰でもという言葉で一躍話題になった女流詩人金子みすずの詩集です。
26歳という若さで命を絶った彼女の人生にも驚かされますが、金子みすずの繰り出す言葉の世界の凄さには驚嘆するばかりです。
本当に大人の女性が書いたものなのだろうかというくらい、子どもや女の子の気持ちをうまく言葉にしています。
子どもの持つ素直さ、残酷さ、悲しさ、喜びといった感情を詩という媒体を通して、見事に表現しています。
少女たちが遊ぶ道具や情景といったものは、明治大正の日本の風景なのですが、子どものもつ感情や行動といったものは、普遍的なものがあるのではないかと思いました。
この詩集を読んでいると、子どものときの自分を思い出してしまいます。