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「古典」と称される書籍をよく読まれる方には,割と有名な寓話が多く登場するように感じますが,私の場合は,いくつか初めて聞く寓話もあって意外に勉強になりました。在野の方々の実体験から,こうした箴言の類を収集しても,総体として,これだけ知識水準が高い本に仕上がる点は,「衰えたりとはいえ,さすが日本」と言わざるを得ません。多くは中国古典に由来する箴言ですが,聖書やイソップ童話,アメリカの起業家の言まで登場します。
惜しむらくは,古典的な箴言が投稿者の人生のある局面において,具体的にどう活かされたのか,という点まで踏み込まれていないことでしょう。人の周囲には数限りない箴言がある訳ですが,それらを活かしきった人間は稀です。だからこそ,そういった箴言の価値を認めつつ,社会的に成功した人間の箴言集解題本が読まれる訳です。私が渡部昇一氏や谷沢永一氏を推薦する理由もそこにあります。人生における一瞬の対応について学ぶという意味では,本書からも得られることは多くあります。しかし,全人格的なモデル像をこの本に求めることまでは期待できません。その点を考慮して読めば,得られることは多い本だと考えます。
内容は「いい話やなあ」といった、本当に道徳の教科書のような
話ばかりですが、合間合間に挟まっている写真が素敵。
私は図書館で借りて読みましたが、ベストセラーだそうで、
「早く返せ」と言われました。
何せ、道徳の教科書ですから、買ってまで読む必要はないか、と
思います。いかがでしょう?
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