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登録情報
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初期の人工知能研究には、人間の「思考」や「意識」を、論理的な計算でとらえられるという素朴な思いこみがありました。
人工知能研究がすすむにつれ、研究者たちは「機械」と「人間」の根元的な相違、すなわち先の思いこみが間違いであることに気付かされたのです。
「では、ヒトの <こころ> とは?」
人工知能研究の大きな壁となったこの根本的な問いは、「身体/生命と情報の関係性は?」といったさらなる問いを生み、現在の 『基礎情報学』 へと発展しました。
本書は、情報を「生物の <認知=意味> パターン」とし、「機械」「動物」「ヒト」「情報化社会のヒト」の <こころ> のしくみを対比させ、<こころ> から情報を、情報から <こころ> を照らし出します。
基礎情報学における重要理論、「オートポイエーシス」や「アフォーダンス」などの解説もあり、もっとも手に入れやすい基礎情報学の文献といえるでしょう。
専門外の人向けに専門用語を控えて平易に書かれていますので、理解しやすいと思います。
また、著者は日本の情報学を牽引する一人(かつ基礎情報学の第一人者)であり、内容にも信頼がおけます。
* 情報学はまだ体系が完成しているわけではありませんが、基礎情報学はあくまでも情報学の一分野です。基礎情報学だけで「情報学のすべて」を語ることはできません。
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