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こころの医療 宅配便
 
 

こころの医療 宅配便 [単行本]

高木 俊介
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界初の往診専門精神科医が京都に誕生した。家を出ることも苦しい患者たちに大好評。新しい心の治療をめざす理想の医療の物語。

内容(「BOOK」データベースより)

日本初の在宅ケア専門の精神科医療サービスが、二〇〇四年に京都で誕生した。「こころの病」をもつ人たちをこれまでのように病院に閉じ込めておくのではなく、わが家という生活の場で、治療のみならず、リハビリテーション、社会復帰支援、就労支援まで一貫して行う、いわば精神科の「先端医療」だ。このサービスで彼ら彼女らが手にすることができるのは「希望」―。本書は、今注目のこの活動の実践記録である。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2010/3/10)
  • ISBN-10: 4163723102
  • ISBN-13: 978-4163723105
  • 発売日: 2010/3/10
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 266,977位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
この本の中には、わたしたちが大切に見守りたい挑戦がある。

とても難しいことにあえてチャレンジしている人たちがいる。
それによって世間の中で生きることができる人たちがいる。

どうして在宅にこだわるのか。
患者からのSOSやトラブルが起これば、
訪問して対処しなければならないのに。
でもここには従来の精神医療に対する強烈なメッセージがある。
昨今、「患者さまのためのニーズに会わせた医療」などと
当たり障りのよいフレーズで提供されているお手軽な医療への
反抗なのではないか。

重篤な患者はこうした薄っぺらい医療では対応できない。
閉鎖病棟で一生管理され、生きる希望を失うかもしれない。

しかし、本の中でも語られているように、
本当の意味での患者本位とは、患者の自分の意思で生活する権利、
自由に行動する権利を保証した上で
365日24時間、患者を見守ることなのだ。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
精神病の患者さんを在宅で診療しサポートする奮戦記。
全然、興味のない人にも、お勧めの1冊。よんで気持ちが明るくなる。
とてもわかりやすく、「人間らしく生きるとはなにか?」というのを考えながらあっという間に読めた
こういう 人と人のつながりは、今や精神病に限らず日本中で必要なんじゃないか。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By なんちゃって、お遍路くん トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
統合失調症は、100人に一人。
入院できる病床は、医療機関全体で160万床、精神科の病床はその四分の一。

新聞や白書に書かれた数字であれば、これほど迫ってこないだろう「数字」。
『現場』で格闘している人が書いた文章の中に出てくるから、この数字が意味を
持って迫ってくるのだ。

高木さんが、個人の、そしてACT−Kという組織の理想を説いているのではない。
精神障害者の方との、体制との 格闘を語っているのだ。だから、この本には、
かっこいいことばかりは 出てこない。 現実の現場の汗(冷や汗も含めて)の
匂いまで伝わってくる。

...
チカコさんが、ドライブに連れて行ってほしいとせがむ。なにか話したいことがあって
のことかな、と スタッフ(元・病院の医療スタッフ)が応じる。ドライブをしながら
話をしている中で、スタッフは思う。この人が退院して(在宅になれて)よかった、と。
チカコさんが言う、「あなたたちも、退院してよかったわね」。

   浴場の湯船に釣り糸をたらしている人。
   「なにか釣れますか?」とたずねる人。
   「ここは浴槽ですよ。釣れるわけないでしょう」...ありそうな話として出てくる。

   ありそう...でなくて、あるんですよ。
   これが、統合失調症といわれている人たちなのです。

このスタッフの方(Oさん)、チカコさんから この言葉を聞いた時、
きっと、こころから 思ったのではないでしょうか...

『あ〜ぁ、この人が退院して、ほんとによかった』、と。
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