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こころの処方箋 (新潮文庫) 文庫 – 1998/5/28

5つ星のうち 4.4 102件のカスタマーレビュー

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商品の説明

商品説明

   臨床心理学者であり幾多のカウンセリングを手がけた著者が、普段私たちがこころのどこかでは納得しているが、なかなかことばにできないような常識をエッセイとしてまとめたものである。その内容は26作目を数える上前淳一郎の人気シリーズ「読むクスリ」に通じるものがあり、人々の疲れ気味のこころを癒してくれる。

   各章の目次タイトルは、「人のこころなどわかるはずがない」、「危機の際には生地がでてくる」「『理解ある親』をもつ子はたまらない」、「心の支えがたましいの重荷になる」など格言風に小気味よくまとめてあり、著者の専門家としての豊富な経験から調合された薬効ある文章が読者に語りかける。

   また著者は遠藤周作の『生き上手、死に上手』から得られた「呪文」ということばを念頭に置き本書を手がけたという。「正しいとか正しくないとか、教えられるというのではなく「呪文」を唱えていると心が収まるのである」と著者は語り、自らも本書目次タイトルの1つを「唱えて」いるそうである。読者は自分の心に残った目次の言葉を選び、自分だけの「呪文」として楽しむことができるかもしれない。こころが少し風邪をひいてしまったなと思う読者や、自分自身の常識や創造性を振りかえってみたい読者には頼りがいのある1冊となるだろう。(青山浩子)

内容紹介

「耐える」だけが精神力ではない。心の支えは、時にたましいの重荷になる。――あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣に悩むこころの声の微かな震えを聴き取り、トラブルに立ち向かう秘策を与えてくれるだろう。この、短い一章一章に込められた偉大な「常識」の力が、かならず助けになってくれるだろう。

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登録情報

  • 文庫: 241ページ
  • 出版社: 新潮社 (1998/5/28)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4101252246
  • ISBN-13: 978-4101252247
  • 発売日: 1998/5/28
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 102件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 574位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫 Amazonで購入
1つのエッセイが、2ページ程度。
上から目線ではなく、押しつけがましいところもなく、
平易な文章表現ですっと心に入ってくる。
ずっと手元において何度も読み返したい本。
たった何百円かで、こんなすてきな本が手に入る現代の日本に
amazonに宅配便の方に感謝。
コメント 28人中26人のお客様がこれが役に立ったと考えています。. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
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投稿者 街道を行く #1殿堂トップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2013/10/16
形式: 文庫
この本は『新刊ニュース』に連載されていた記事に、何本かを加えて全部で55篇のコラムで構成されています。
一篇が4ページで、凄く読みやすいですね。
日常の綻びを摘まんで引っ張ってみると、セーターがぐるぐるとほどけていったような感じがします。
簡単なこと、ありふれたことでもよくよく考えてみると難しいことばかりなんですね。
そういう中で人々は暮らしているんだな、とちょっと励ましをもらったようにも思えました。
夏目漱石の『道草』についてお書きになられた文章は印象に残りました。
会社からまっすぐ家に帰れないのは、何歳になっても道草が好きなんでしょうか。

あとがきを読んではっとしたのですが、河合先生がお書きになっていることは常識なんだということです。
その常識が現代では危うくなってきている、という心配を語られています。
途中で、日本の民主主義は創造性の芽をつんでしまいやすい、という章がありました。
もしかすると河合先生は学校教育の問題を案じておられたのではないかと想像しました。
神話、魂といった人間の根っこを大切にしてゆきたいと思います。
コメント 12人中11人のお客様がこれが役に立ったと考えています。. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
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形式: 文庫 Amazonで購入
初めて河合先生の本を読んだ。
これまでいろんな自己啓発本を読んできた事があるが、この本は久しぶりに何度も読み返す価値のある本だと思った。
人生で直面するいろいろな困難、課題に対して通り一辺等に安易な解決策を述べているのではなく、
著者が実際にカウンセラーとして問題に真摯に取り組んできた中で見えてきた考え方、ヒントが述べられている。

「深い」本です。
同じく精神科医として高名な斉藤茂太先生の本も同時期に読ませていただいたが、自分にはこちらの方がより人の深層心理に迫っており、
これからの人生のお供になりそうな本だと思った。
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形式: 文庫 Amazonで購入
この本は数年前に一読しているはずなのですが、あらためて読んでもまた違う気づきがありました。心の処方箋が55、それぞれ4ページほどの短い文章で、河合先生の言葉を聴くことができます。この本も私は最初から順を追って読むだけでなく、そのときにぱっと開いたところを読む・という読み方もまた読みやすいかと思いました。一つ一つのお話のなかに、考えさせられる言葉がたくさん詰まっています。あらゆる物事を、また違った視点から見せて下さって、ああこんな見方もあるのかと気づかされる箇所が沢山ありました。河合先生の言葉を必要とする多くの人々のこころと私のこころにとっていい薬になりますようにと、これからも折々に読みかえしていきたいと思いました。

(心の内に想う事をいろいろ私も河合先生に聴いて頂きたいと思うのですが、不可能なので、河合先生の言葉の収められた本を読んだり、感想を書いたりしています。河合先生のご本いつも読んでいます。読んでいるとホッとします。)

附記:今は河合先生の「深層意識への道」を読んでいるのですが、思いがけず、いままでに読んだ先生の本の中に登場する方達の写真がありとても嬉しかったです。谷川さんと河合先生とのお話のなかに聞いたとても面白い先生、河合先生のスーパーバイザーであるカール・マイヤー先生と、若き日の河合先生の夢を分析されたエピソードがとても印象的
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投稿者 カスタマー 投稿日 2001/11/19
形式: 文庫
初対面の時、相手の顔つきを見るだけで、「優しい人」とか「恐い人」などと判断してしまう事はないだろうか?それに反して、ユング派の臨床心理学の専門家である河合先生は、簡単に判断を下さず、人の心の動きというものはどんな動きをするのかわかる筈ないという前提で接していくし、「わかった」と思って決めつけたりレッテルを貼ったりせず、つまり、相手の心を直ぐに判断分析せず、未来の可能性の方に注目して会い続けていくというのである。それによって、そこから生まれてくるものを尊重しているうちに、自ずから心の処方箋も生まれてくるという。当たり前の事が当たり前に書かれてあり、どの項目から読み始めても、成るほど~!と納得でき、日常生活の僅かな空き時間に読むのもよし、通勤途中の電車で読むのもよし、心の中がポッっと暖かくなる一冊である。
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