内容紹介
【目次】
特集 赤ちゃんパワーが"親脳"を育てる
●母親の気持ち
子どもの誕生で考え方が変わったという人は少なくない。
こうした気持ちの変化,子どもを守り育てようとする母性はどのようにして生まれてくるのだろうか。
●どんなふうに父親になっていくのか
妊娠や出産を経験することのない男性の場合でも,赤ちゃんのにおいや鳴き声が刺激になって,
脳に新しい神経細胞が生まれ,子どもの生存や成長に好ましい行動をとるようになる。
●子育てで賢くなる母の脳
妊娠や子育てによって,ある種の認知能力や注意力が高まり,行動が大きく変化する。
母親ラットの研究を通して,ホルモンの劇的な変動が脳の再構成を促すことがわかってきた。
●先延ばし症候群を撃退!
ぐずぐず癖にもいろいろなタイプがある。
先延ばしの原因がわかれば,仕事も勉強もうまくいくはず。
●説得の極意
誰もがうなずいてしまう「超説得力」とは?
古今東西の説得の達人たちに,そのエッセンスを学ぶ。
●ポピュラー心理学 心と行動にまつわるウソ・ホント
広く知られている俗説には,根拠の薄い物も少なくない。
心理学のエキスパートが6つの俗説を検証する。
●子どもはなぜ色を覚えるのが苦手か
色や数を示す言葉でつまずく子どもは多い。
表現方法を工夫することで,色や数の概念を理解しやすいように手助けすることができる。
●子どもの意外な”脳力”
幼い子どもでも,次に起こることを確率的に予測したり,
他者の考えや経験を相談して,相手に応じることができる。
●バイリンガルの強みとは
バイリンガル環境で環境で育った人は精神的柔軟性が高く,
高齢になっても認知症になりにくいというデータがある。
●人はなぜ心配するのか
慢性的な心配性の背景には,全てを完璧にコントロールしたいという願望があるようだ。
●強迫性障害の現在
従来,不安によって生じると考えられてきたが,
脳内の皮質基底核回路の調整に問題がある可能性が見えてきた。
●長生きと知能の関係
知能の高さと健康状態に関する調査を通して,どのような行動をとることが長寿につながるかを考える。
出版社からのコメント
Scientific American Mindの記事から脳科学と心理学の最新の研究成果を紹介。
子を産み,育てることで,人は成長し,変化していく。
母親らしい考え方や父親らしい振る舞いを生み出す源は,
実は脳の変化だ。
発達成長段階の脳に比べて,成人の脳を変化しにくいが,
赤ちゃんはおとなの脳を作り変えて,お父さんとお母さんを上手にコントロールする──。
特集「赤ちゃんパワーが“親脳”を育てる」をはじめ,
「先延ばし症候群を撃退!」「人はなぜ心配するのか」
「説得の極意」「間違いだらけの大衆心理学」など,
日常生活にかかわりのある多彩な記事を満載。