私が初めてこの本を購入したときは、うつの症状がかなり重く、
「うつ発作」というのにも襲われていた頃で(20代前半など
で夜勤やほかの理由で夜にきちんと睡眠がとれていなかった女性
におおい症状だと心療内科の先生はおっしゃってました)、
漠然と理由もなく
「もうだめだ〜」という気持ちに襲われたりすることが
よくありました。これは少しの時間がすぎればおさまるとわかって
きたのでちゃんと乗り越えられますが、そんな状況の中でこの本は
自分には向いてない、って思ってました。
大野さんの別の本「うつを治す」が読んでいてしっくりしました。
しばらくして落ち着いてきた頃もう一度この本を読み返してみた所
日常生活での人間関係でのトラブルの対処の仕方や、自分の行動へ
のアドバイスが細かく、時には例をあげてわかり易く説明されてい
てとてもためになりました。会社で働いてる場合は、本人だけでな
く周りの人達がその人への対応をどうするべきか、なとも書かれて
おり、うつ病の人も、うつっぽくなりかけの人も、人間関係を改善
したいと思っている方も、またうつの人や、気持ちの沈んでいる人
への接し方を知りたい人などたくさんの人に読んで欲しい本だと思いました。
一番印象に残ったところは、落ち込んだ時、自分の性格や人格を否定
して、「自分はだめな人間だ」と自分を責めるのではなく、
自分の行動がどうで、行動に改善点があるなら改善をしていく。
問題点があるなら、性格をかえようとするのではなく、行動を変える。
といった内容が書かれている部分に興味を覚えました。
性格はなかなか変えられないけど行動なら変えやすい。
ということで自分を責めることが問題解決に
役立たないということがわかってよかったです。
落ち込んだり、うつっぽくなりやすい人は失敗してしまったことや
だれかに何かを言われたことを気にして、悩んで、考えて、空想を
膨らまし、視野が狭くなり、そうなるとそれが原因で、周りとの関
係がスムーズに行かなくなる。とかかれています。
私自身がそうなのでここもすごく役に立ちました。