第一巻、第二巻に引き続いてのミントン先生による英文法の啓蒙書。
今回は比較級、関係詞といった日本人に英語学習でもっとも困難を伴うも項目である。特に機械的な丸暗記ですましてしまいがちな点に対して、ネイティブスピーカーとしての感覚をできる限り誠実に、明示的な言葉で我々に伝えてくれる。
「-erを使うかmoreを使うかの問題」や、「not比較級than とno 比較級 than」の区別などについては、なかなか一般の英語教師であっても十分認識されていないのではないだろうか。多くの英語学習者、教師に読まれることを薦めたい。
訳者は変わっても、文体は前巻と統一がとれている。やはりやや英語の直訳調で、趣旨や要点が注意しないと読み取りにくい点がある。