ゲームメーカーの開発実態の事を知っている人は,あまり多くないと思う。
この作品は,家族・血縁という形をとり小規模ゲームメーカの苦闘を見事に描いている(現在は大手になったが,まだ小規模時代のエロゲメーカで「現物支給ヘルパー」(つまりヴォランティア)として働いていたのでよくわかる)。
ひとり多役。常にゲーム製作を回していかないと会社が成立しない。流通との交渉や多方面展開。
その中に,主人公である女子高校生(16歳)が参加し,物語ははじまる
主人公の女子高校生がゲーム声優(しかも18禁)となり第1作録音過程までが第1巻。
現実世界では主人公の立場に新人声優やデビュー前の声優が見事にあてはまる。この開発環境・録音環境も作者は,どこから仕入れてきたのだろう? 某会社とそっくりなのだが。
主人公の「クセ」は,笑ってしまった。その「クセ」は能力として生かせる(生かしていいんだろうか疑問もあるが?)。「主人公のクセ」が気になる人は,読んでみましょう(笑)。
またゲームメーカーに就職を考えている人は,少し参考になるかな。
2巻以降が楽しみな作品。