(自分は、子供の頃10年程習っており、以後は独学で弾いている程度です。)
まさに日本人のピアノ弾きには聖典ものでしょう。
日本人にありがちな親指の癖について、日本人の体型・体格だから生じる演奏の問題など、
その原因について定性的・定量的な説明を心がけているため、
自分はどこがダメなのかスッと納得でき、どうすればいいのかが導かれる。
テクニックはもちろん、脱力や楽器、譜読みについての説明も分かりやすい。
特に後半部分の「実践編」は必読で、有名な作曲家10名の
[バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ブラームス、ドビュッシー]
曲の特徴、演奏のポイント、アーティキュレーション、楽譜の特徴、ペダリングなど
量は少ないが簡潔かつ必要十分に述べられている。
(曲についての理解不足を実感したが、、、)
また、楽譜例はピアノを習ったことがある人は必ず目にする曲なので実践的だ。
できれば、「
若いピアニストへの手紙―技術をみがき作品を深く理解するために」
もぜひ参考にしていただきたい。 By雪