経営に関する著作の多い筆者であるが、中でも本書は、経営者の為の経営塾である「盛和塾」の勉強会から出てきた経営問答を題材として纏められたものだけに、二代目・三代目の経営者が何に悩み、何を目指して行こうとしているのかに焦点が当てられている。
その意味で、一般のサラリーマン或いはサラリーマン経営者とは視点が異なるかもしれないが、経営課題の本質的な部分は共通だと思われ、経営幹部が何に悩み、どう乗り越えようとしているのか、興味深いテーマが多い。
筆者の考え方については他の著作でも読むことが出来るが、題材が具体的な若手経営者の悩みから来ていることから、より身近な、具体的な解決策が示されていることが特色と言える。