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つちくれやニワトリの親子から、役に立たない汚いものといわれ、すっかり自信をなくし、自分はこの世の中では全く必要とされていない孤独な存在だと思ってしまいます。
しかし、たんぽぽから「うんちくんが肥やしになってくれることがぜったいにひつよう」といわれ、自分の全て差し出して、よろこんでたんぽぽのちからになるのです。その場面でのうんちくんがたんぽぽをぎゅっとだきしめる絵は、本当に心を打たれます。
今は畑でも肥やしとして人糞を使うことはなくなり、排泄物はただ汚いもののように思われがちですが、自然界の循環のなかでは欠くことのできない要素のひとつであることを思い出させてくれます。
子供たちにも、どろどろにとけたうんちくんがたんぽぽのねっこからくきにのぼりつぼみをつけるやさしい絵のおかげで、そのことがとてもわかりやすいように思います。
うちの子は3歳ちょっとで内容的には少し難しいようにも思うのですが、やさしい語り口の文章とほのぼのした絵のおかげで、この本が大好きです。
その犬がしたうんこが小鳥たちから汚いとからかわれ、自分はなにも役に立たないと思って落ち込んでいるところへ、自分を必要とするものに出会います。
そのうんこは自分の体でやさしくつつんであげます。
この本は、目に見えないやさしさと美しさが心に染み入る1冊です。
子供たちに、この世に必要のないものは何一つないことを教えてあげられます
また、絵がとても可愛くて大切にしたい絵本です。
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