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ぐれる! (新潮新書)
 
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ぐれる! (新潮新書) [新書]

中島 義道
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

善良な市民たちの欺瞞に満ちた価値観が蔓延する社会が、イヤでたまらない。その価値観から外れている自分のことも、イヤなのだ。といって、犯罪に走ることも、自殺することもできない―。そういう人は、真剣に「ぐれる」しかない。自分の置かれている理不尽をまっこうから見据えて、それを噛み締めながら生きていくしかないのです。「ぐれる」ことこそが正しい生き方だということを、初めて、かつ徹底的に説いた書。

出版社からのコメント

担当編集者より 2003/04/02
 著者の中島義道氏は、『哲学の教科書』(1995年、講談社。現在、講談社学術文庫)や『うるさい日本の私』(1996年、洋泉社。現在、新潮文庫)で注目を集めて以来、旺盛な執筆ぶりで多くの著書を上梓してきました。
 今年になってからも『怒る技術』(PHPエディターズ・グループ)が刊行されています。コラムニストの山崎浩一氏が同書の書評(朝日新聞)で「せいぜい私も怒らせる技術ばかりでなく怒る技術にも磨きをかけ、善意の大海原に豊かな波風を立てられる偏屈オヤジを目指そう。著者の隣人ではなく、読者でいられる幸運をかみしめつつ」と書いたように、世間的善意の欺瞞に怒り戦っている中島氏の「記録」に読者として接し続けることができるのはまさに幸運であり、あるいは喜びでもあり、ある人たちにとっては癒しでさえあるのです。
 そして、このたびの新刊『ぐれる!』で、中島氏は、これまでにはない新しい“提案”をしています。
 この世の中には、政治・経済・環境・民族など、あらゆる面で社会的問題が山積しています。戦争も、市民運動も、社会を変革しようという意志のもとに行われているに違いありません。
 社会を変えれば改善・解決できる問題も、たしかにあります。しかし、個人にとって最も重たい問題は社会をいくら変革してもいささかも解決されることはありません。著者いわく「盲人が目が見えるようになるわけでもなく、鈍才が秀才になるわけでもなく、ブスが美人になるわけでもない」のです。とりわけ、「死すべきあなたが死なないようになるわけでもない」のです。
 志が高い人ほどこうした壁に打ち当たるのであり、たまたま自分が恵まれた立場にあったとしてもその恵まれ方に釈然としないはずです。劣った者の目線から不平等を告発するのなら単なるルサンチマンですが、優れた者の視点からも、つまり誰の視点からも、人生の理不尽は明らかです。
 著者は、こういう理不尽を噛みしめて生きることが「ぐれる」ことであり、徹底的にぐれることこそが「正しい」生き方だということを、本書『ぐれる!』で説いています。この世界を生きるためのひとつの武器として「ぐれる」ことを勧めているところに本書の新しさがあるのです。

登録情報

  • 新書: 187ページ
  • 出版社: 新潮社 (2003/4/10)
  • ISBN-10: 4106100096
  • ISBN-13: 978-4106100093
  • 発売日: 2003/4/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「ぐれる」というなんとなく気持ちのいい言葉につられて読んでしまったが、なかなか30すぎて「ぐれる」というのはむずかしいということこの本を読むとよくわかる。「ひねくれる」というのとは全く違うし、「ダメ人間」になるということでもない。精神的にドロップアウトすること、自分をよりみつめなおすこと、それができて「ぐれる」ことができるのではないか。
古文などを多用したり、「ぐれた」例の人物をだしたりわかりやすくは書いてあるが「ぐれる」ことについては一筋縄ではたどりつけないことが認識できる。
何章かにわかれていて「ブス」についてのことがあるのだが、ここは秀逸、面白い。またテレビで同様のことを話したら問題になりそうなフレーズが多いのもこれまた面白い。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
手抜きの方 2003/4/29
形式:新書
この著者は丁寧な本と手抜き本を意図的に書き分けてると思うのですが、この本は完全に後者です。新潮新書の創刊に合わせた、やっつけ仕事の感がありありです。「理不尽を味わい尽くす」がテーマですが、これまでさんざん別の本で書いてきたことの繰り返しです。ただそれを差し引いても、中島義道は相変わらず面白いので星三つです。ファンなら十分楽しめます。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
中島義道は哲学者であるとこれまで思ってきたのだが、
本書を読むとどうもそうではないようで、作家になりたいそうである。
なーるほどね、そういうことだったのか。

本書の内容は他のレビューを書かれた方がおっしゃるように、
これまでの彼の著作を読んできた者には「すべてどこかで読んだ気がする」

文章ばかりであり、多作の弊害が出始めていると思うが、どうも
それも作家なれば許されると思っているふしがある。
うーん、「哲学の教科書」や「人生を半分降りる」などに感じられる
哲学者の匂いがすっかり消えてしまって、残念。

中島義道初心者には面白い本かもしれないが、彼がいう「固定客」

(この言い方にも不遜な香りがする)には面白くも何ともない駄作だと思う。
それでも買って読んでいるのだから、こういう「固定客」も
「おお、さすが中島義道!」とうなる著作をそろそろお願いしたい。

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最近のカスタマーレビュー
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投稿日: 2009/12/23 投稿者: hechima
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二日位で一気に読んでしまった。
まぁ、その位分かりやすく、面白い一冊でした。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/20 投稿者: (*^ワ^*)
すばらしい…
よくぞ、よくぞ書いてくださった…。ここまで書いて本にできる人はそういない。この人は壮絶に、完全に、ぐれておられます。感激しました!読んでて涙が出てきました…。人生... 続きを読む
投稿日: 2009/4/18 投稿者: 脱退ヶ原 我具華
善良で前向きな人生など所詮はマヤカシ・・・って、そうかなぁ?
新書の棚の左端から20冊買った中の一冊。

著者の中島氏は名前は知っていたが、読むのは初めてである。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/28 投稿者: 内田裕介
やる気を失わせる本。でも...
... 続きを読む
投稿日: 2006/10/11 投稿者: 三友 雅夫
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... 続きを読む
投稿日: 2005/6/27 投稿者: kurohyopanda
まさに壮快に背負い投げされたような気持ちになりますがな
μ-'¨""... 続きを読む
投稿日: 2003/11/9 投稿者: gavo-22
面白い
率直に「善良」なる世間に文句をつけて、ぶつくさ言っている、その徹底ぶりにニヤリとしてしまう。説明的に書かれていないので「なるほど」ということはあまりないですが、「... 続きを読む
投稿日: 2003/7/4 投稿者: 安本云太郎
中島義道の芯!
内容の難易度自体は非常に容易といえるが、ないよう自体は極度に難度であるといえる。... 続きを読む
投稿日: 2003/5/8 投稿者: somjp2001
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