レストラン検索サイト「ぐるなび」成功の歴史を綴った書。
「インターネット」、「モバイル」時代の到来と共に花開いた「ぐるなび」に
先行投資をし続けた先見の明は認めるが、他のベンチャー本にあるような
必死の金策奔走の記述が無いところを見ると、継いだ家業(交通広告)に
かなりの資産があったのかと。。。
ボンボン社長で、ある程度しっかりした教育を受けていることもあって、
ハングリー精神にはかけるものの、新興企業特有のいやらしさも無く
読んでいて「なんだこいつ?」と思うことは少ない。
それでいて、事業に関することには少年のような無邪気さを想像させる
記述が端々に見受けられ、
「この人と仕事をしたら面白いのだろうなぁ」
と思わせるあたりはさすが。
ただ、個人的には「技術系の社長」ということで、もう少し理論的な話を
期待して購入したので、少々期待はずれ。
起業を志す人や学生、フレッシュマンにはお薦めだが、
既にこの手ての本に何冊か目を通し、起業に全く興味の無いしがない
サラリーマンの私にはもはや心に響くものは少ない。
→可もなく不可もなく☆3つ