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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
警戒しながら読まないと辛い,
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レビュー対象商品: ぐらシャチ (電撃文庫 な 7-13) (文庫)
高校入学前の春休み。秋津島榛奈は近くの浜辺にオカリナの練習をしに行き、ウクレレを持った少年、黒田剛典に出会う。さわやかな外見ながら、それに似合わないマイナーな楽器を持った彼に共感を抱いた彼女は、同じ高校に進学すると知り、高校での再会を楽しみにしていた。
それから2週間ほどたったある日、オカリナの練習に来た榛奈は、高波にのまれてしまう。あわやの所で彼女を助けたのは、額に青い宝石をつけた、英語をしゃべるシャチだった。次の日は日本語をしゃべるようになっていたシャチに請われて、グラボラスという名前をつけた榛奈だったが、それが混乱と恐怖の始まりだった。 さわやかにはじまりながら、バッサリと切る様に落とす展開。共通体験をほとんど持たない生物同士のコンタクトであるから、猜疑と不信は当然の様にあるはずなんだけれど、主人公である榛奈が警戒心の低い人格なので、それに合わせて読んでいると、かなりクるものがある。 途中までじっくりと話を積み上げておいて、最後はパタパタと折りたたんでしまった感があるので、終わり方はさわやかに見えるんだけれど、取りこぼしてそのままの問題は結構大きいんじゃないかと思う。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
いつものアレな感じ,
By ラノベ4世 (茨城県つくば市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ぐらシャチ (電撃文庫 な 7-13) (文庫)
イラストの印象で、ボーイミーツガールもののつもりで読み始めたのですが、
やはりいつもの流れになりました。 ヒーローが自己犠牲の精神を発揮して、ボロボロになりながら戦ってくれます。 皮を切らせて、肉も切らせる。肉を切らせて、骨までもバッサリ。 正に流血砂浜デスマッチ! いつもの中村節が聞けてうれしい、のかな?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
90ページちょっと過ぎたあたりから不穏な空気がただよい始める,
By 豆 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ぐらシャチ (電撃文庫 な 7-13) (文庫)
ダブルブリッドの著者の新作ということで読みました。
最初は主人公の榛奈としゃべるシャチのどこか間の抜けた会話を楽しむ 若干シュールなほのぼのストーリーなのかなと思って読んでいたのですが 話が進むにつれてだんだん不安度が増していきました。 普通の日常風景の中にときどきポンと不安要素が投げ込まれてきてドキっとしました。 削ぎ落としたり食べてはいけないものを食べたり動物が酷い目に合ったりしています。 さすがダブルブリッドの著者です。安心して読んでいられません。 やけに食事シーンが多かったり、イラストがさわやかな色合いであることに 良い意味でも悪い意味でも悪意を感じました。 安心して読めるボーイミーツガールを求めていたわけではないのですが ダブルブリッドでは凄惨な中にも切なさやぐっと来るなにかが感じられたのに対して ぐらシャチではとにかく異常性やイヤに朴訥な感じばかりが目についてしまって少し残念でした。 せっかく人間とシャチを主役に据えたのですから、異種間に生じる悲しみ、みたいなものが もうちょっと突っ込んで書かれていたらなあと。 全体的に掘り下げが足りない印象なのでもう少しいろいろなんとかしてほしかった ように思います。続きものではなく1巻完結っぽい終わり方だったので。
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