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ぐうたら人間学 狐狸庵閑話 (講談社文庫 え 1-13)
 
 

ぐうたら人間学 狐狸庵閑話 (講談社文庫 え 1-13) [文庫]

遠藤 周作
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ぐうたら人生の味を開陳する狐狸庵山人の珍妙なる人間学。秀吉の夫婦喧嘩を仲裁する信長に英雄偉人の尻尾を覗き、酒癖のあれこれに人情風俗の妙を知る。権威や独善には背を向け、劣等生的人間に豊かさを見、親愛感を覚える。愛すべきはマヌケ人間、語るべきは気弱人間。人生の味をいかんなく示すエッセイ。


登録情報

  • 文庫: 346ページ
  • 出版社: 講談社 (1976/2/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061313320
  • ISBN-13: 978-4061313323
  • 発売日: 1976/2/25
  • 商品の寸法: 14.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
を見られるエッセイ集だと思います。キリスト教の小説家として名高い遠藤周作ですが、私はこの本を読んで遠藤周作のイメージが変わりました。ちょっと「はにかみ屋」で「いたずらっこ」で、そして寛大な心をもっているおじ様、それが遠藤周作の正体なのです。世の中をひねくれた視線でで見つつも、暖かい心で私達読者や作者の周辺の人ををつつんでくれる、遠藤周作の魅力にふれることができました。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『「君はなぜ、狐狸庵などという年寄りじみた名をつけるのだ」 
 そのほうが年取ってから楽でしょうと私は答えた。年をとってから周作などというキザな名を背負って生きるのはシンドイという意味だった。』p89より

タイトル…ぐうたら、ここにきわまれり!

構成…著者の日ごろ起きたこと、思い出などを書き綴った、随筆

 私、笑いました。
 おそらく、この本を読んでクスリとも笑わない人はいないのではなかろうか。
 遠藤氏の風刺と皮肉とオゲレツとイタズラ心と茶目っ気と暖かさが、飄々とした文体から伺える。
 下ネタが生理的に嫌い、というかたは少し薦めることを躊躇ってしまうが、今のところ私が「読んでご覧なさいな」とすすめた人は総じて笑顔で「かしてくれてありがとう」といってくれた(こんなこと滅多にないんですよ?)。
 こんな風に年をとりたいものだ。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
遠藤周作すき 2009/1/23
By hanaohanao トップ1000レビュアー
 遠藤周作を長らく単なる面白いエッセイ書く人だと思ってました。息子のガールフレンドからの電話に息子の声色で本人のふりをしてイタズラしてみたり、東洋英和付属高時代の阿川佐和子の武勇伝を、友人(阿川 弘之)の娘の話として書いちゃったり、なんでもありです。遠藤のいたずら好きは、第三の新人世代には広く共有されてたみたい。例えば、吉行淳之介が妖艶な顔で、若く美しい酌婦の角化した踵に甲をあて「苦労しているなあ」と呟いてモテたの傍で見て、別の酌婦に同じことをしたら「ちょっと、くすぐったいからやめて」と言われて凹んだとか、そんな感じ。とにかく毒のないユーモアとイタズラとでは狐狸庵先生は時代を超越しております。文学作品との凄まじいギャップが好ましいです。
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