大平さんというのは「だからあなたも行きぬいて」というベストセラーの作者。
私が知っている経歴は、中学時代にいじめにあい、割腹自殺を図るが一命は取り留める。
高校生の年齢で、やくざの親分と結婚。全身に刺青を入れる。
何かの理由で離婚して(よく離婚できたものだが)、今度はホステスになる。
その店で養父となる人に出会い、自堕落な生活から抜け出し、弁護士試験に合格。
その時に書いた本が「だからあなたも生き抜いて」
その時代に私は彼女の講演会に行った事がある。何で行ったのか?
しかし講演の内容は
「こんな私でもがんばればこのような人生が切り開けるからね決してあきらめずに(死にたくても死のうとか思わずに)がんばって」
という内容だったと思う。あまりに経歴がすごいので、そっちで驚いていたのであまり憶えていないのだが。
もうひとつ強烈に憶えている内容が、
「刺青すると、皮膚呼吸が出来なくなり、内臓の痛みが早くて、早死にする。だから出来るなら刺青はしないほうがいい」という事(笑)
しかし彼女は、その弁護士で終わるのではなく、大阪府の?助役という公的立場についてしまう。本には詳しく書かれていないが、相当もめて最後は矢を持て追われる感じで辞職。
その後弁護士の先生と再婚するのだが、生まれたお子さんが、ダウン症で心臓病と白血病も持ち合わせているという状況。とにかく手術をして一命を取 り留めたら、大平さんはすべての仕事や立場を捨てて、山にこもって自然と暮らし自給自足のような生活を始めたらしい。(ご主人は弁護士)
そして書いた本がこの本で、「くらべない生き方」。
・くらべない
・ゆるす
・伝える
・無理をしない
・繰り返す
・つくりあげる
・泣いてみる
・さらけだす
・寄りかかる
・つないでいく
10年位前のメッセージが「がんばって生きろ」だったのが、「がんばるな」になっている。
ここまで来るのには相当な困難なことがあったのだと思うが、今後の彼女と娘さんの経過も注目してみたい。