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「蜘蛛の巣親分捕物帳」だったらかなり凄みがありますが、「くものすおやぶんとりものちょう」なんですねぇ。おやぶんのセリフ「ううむ、かくればねだと。なにものだ。ふてえやろうだぜい」なんて、幼稚園児に分かるんでしょうか。そのほか、「おとなしく おなわを ちょうだいしろい」という台詞、小学5年生の息子も分かりませんでした(笑)。でも、時代劇らしいこういうカッコいい台詞、今の子どもたちにもぜひ伝えたいですよね。さて、「ぬすっと」の「かくればね3きょうだい」の正体やいかに…!
いかにも「捕物帳」らしいストーリーもさることながら、丁寧に描かれている虫たちにも感動しました。ページのそこここに登場する町人姿の昆虫たちが本当に楽しいです。着物姿のアゲハチョウが連れているのがかわいい青虫だったり、タガメが魚屋をやっていたり、町娘のミツバチがお団子を食べていたりで、虫の観察が大好きな私のような者には、細部まで楽しい絵本です。
大人にも子どもにも強力にお薦めします。
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