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くちびるに歌を 単行本 – 2011/11


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商品の説明

内容紹介

青春小説の新たなるスタンダードが文庫化!

長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。
一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。
提出は義務づけていなかったこともあってか、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた--。



【編集担当からのおすすめ情報】
著者の中田永一さんは、乙一さんの別名義でもあります。

帯には、アンジェラ・アキさんの推薦コメントが入る予定です。
解説は、作家のねじめ正一さんが執筆されています。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた―。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。

登録情報

  • 単行本: 285ページ
  • 出版社: 小学館 (2011/11)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4093863172
  • ISBN-13: 978-4093863179
  • 発売日: 2011/11
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 6,903位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 かおり&やすらぎ 投稿日 2012/10/5
形式: 単行本
この作品はテレビCMで知りました。
これが感動するほどの内容かしら?!と、途中までは心配してしまうほどです。
中学の合唱部がNコンをめざすというありがちなストーリー。

なのに・・・・・・・・ 最後の手紙の文面で泣く。

というか私は泣いた。

合唱をはじめるまで、クラスでは影のような存在で、友達が一人もいなかった主人公
桑原サトルが、自分に書いた手紙の文面が心にささる。

友達がいなくても、腐らずひねくれずに
どうして自分をたもっていられたか・・・・

これがまた、淡々とした内容で書くからたまらない。

まだ15歳なのに、自分で自分の存在理由なんか、
きめつけんなよ〜〜〜〜〜!!!! 号泣

この作品は、この手紙の内容がまずあって、
それに合わせて話の設定を作ったんじゃないかというくらい。

中学生の課題図書に良いのではないでしょうか。
紆余曲折しながら大会を目ざすという青春ストーリーにまじって、
どうしようもできないほど、複雑で重い家族関係を背負って生きる中学生の姿。
そんな子ほど明るくまっすぐに描かれているから、救われるのですが。
ぜひ読んでみてください。
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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 H.Suzuki 投稿日 2012/2/11
形式: 単行本 Amazonで購入
島の中学生、混声合唱、臨時教員、兄弟、家族の舞台設定、中学生たちの目線でそれそれが語っていくことでのストーリー進行など、素直に読みやすく、上手いなぁと思います。
主人公たちが、コンクールまでの期間の中で、人を思いやり、少しづつ大人になっていく姿は、誰しも通ってきた道であり、なつかしさとともにエールをおくりたくなります。全編に流れるやさしさは、作者の主人公たちを見つめるやさしい目によるものです。特に、主人公のひとり、桑原サトルのお兄さんを自閉症に設定し、お母さんやサトルのやさしい感情、最終章で示されるサトルの同級生たちが見つめるやさしさには、素直に「ありがとう」ということばが口をついて出てきます。自閉症の人の特徴を正確にとらえており、しぐさなどは、そのまま、と言ってもいいですね。
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23 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 baab 投稿日 2011/12/11
形式: 単行本
五島出身ですが、違和感なく読むことができた。 最近、こういう類の青春ものは、ついぞ読んでいなかったが、なるほど、読んでよかったと思わせる不思議な爽快感があった。合唱をやったことがあろうがなかろうが、いま、必要な本だと思った。
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投稿者 A7 トップ500レビュアー 投稿日 2015/1/19
形式: 文庫
乙一作品は雑誌掲載だけで単行本化されていない物や、アンソロ書き下ろし、コラム集、はてはこれのような別名義作品にいたるまで全て読んでいるが、これは中でもワーストのデキ。

乙一では定番のダメな子が頑張るストーリーだが、ちょっとマンネリ化し過ぎている(この後に書いた小説も、まだこの題材で、内容が薄かったし…)。

キャラクターも、どの生徒もヒロイン(?)の先生も、掘り下げが浅く、内容が薄い。最後も中途半端に終わってしまった。

余談だがモリタイシがやっているコミカライズも、彼の前作と比較すると、とても酷いデキだが、原作がこの駄作では、致し方無い(他の作品をコミカライズして欲しかった)。
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投稿者 ダン吉 投稿日 2015/1/18
形式: 文庫
読後感は爽やかで、損はしない。
合唱部員それぞれのエピソードが時空間にまたがって関連づけられていく展開は少々都合がよすぎるかもしれないが、舞台が小さい島と言うことで不自然さはそれほどない。
惜しいのは、モノローグを担う人物の書き分けができていないところ。全員がこんなに理路整然と語るのはありえない。弱っちいはずの主人公が殴られても立ち向かっていくというのも無理がありすぎ。
ファンタジーと割り切れば、そこそこ面白いか。
ルーズな代理教員が映画では新垣結衣という設定はハマリかも。
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形式: 文庫 Amazonで購入
この本の概要を知ると、コンクールでのサクセスストーリーのようなものを期待してしまうかもしれませんが、ちょっと趣が違います。Nコンというテーマがあるものの、それを軸にして、さまざまな人間模様が描かれています。特に、主人公に一人のお兄さんが自閉症、という設定は存在感が大きく、若者たちの様々な思いが五島という土地の雰囲気の中で展開していく様は、読んでいて惹かれていきます。
コンクールに向けての求心力のようなものを期待するとちょっと外れますが、登場人物たちのそれぞれのドラマ羽ていねいに描かれていると思います。
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