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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
いま、読みたい本,
By baab (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: くちびるに歌を (単行本)
五島出身ですが、違和感なく読むことができた。 最近、こういう類の青春ものは、ついぞ読んでいなかったが、なるほど、読んでよかったと思わせる不思議な爽快感があった。合唱をやったことがあろうがなかろうが、いま、必要な本だと思った。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ビジュアルが浮かんでくるストーリー,
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レビュー対象商品: くちびるに歌を (単行本)
舞台は中学の合唱部ですが、少年少女を対象とする青春小説にとどまらない、幅広い年齢層が共感できる大衆文学作品です。場面場面で情景を眼差す主体者が順繰りにかかわりながら展開する物語の書きっぷりは結構凝っていて、読者の適度な集中力を継続させてくれます。大きなストーリーラインはフランス映画の「コーラス」を思わせますが、五島列島の日本的情景とアンジェラ・アキの「拝啓十五の君へ」の調べが繊細に重なり合うビジュアルとオーディオを自然と想起させる表現力の豊かな作品でした。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読後に感じるやさしさ,
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レビュー対象商品: くちびるに歌を (単行本)
島の中学生、混声合唱、臨時教員、兄弟、家族の舞台設定、中学生たちの目線でそれそれが語っていくことでのストーリー進行など、素直に読みやすく、上手いなぁと思います。主人公たちが、コンクールまでの期間の中で、人を思いやり、少しづつ大人になっていく姿は、誰しも通ってきた道であり、なつかしさとともにエールをおくりたくなります。全編に流れるやさしさは、作者の主人公たちを見つめるやさしい目によるものです。特に、主人公のひとり、桑原サトルのお兄さんを自閉症に設定し、お母さんやサトルのやさしい感情、最終章で示されるサトルの同級生たちが見つめるやさしさには、素直に「ありがとう」ということばが口をついて出てきます。自閉症の人の特徴を正確にとらえており、しぐさなどは、そのまま、と言ってもいいですね。
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