基本は、古いけど「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」みたいなガンシューティングをコントローラーでもできるようにし、撃ち倒す敵キャラを女の子にしたという感じ。女子生徒や女教師が主人公に群がって次々とアプローチしてきて、それをフェロモンショットでメロメロにして倒していく。攻撃(アプローチ)を受けると、主人公の「精心力(好きな子に告白しようという意思)」が減っていって、0になると心が折れてゲームオーバーという、何ともおバカなノリのゲームです。
スピード感は結構ありますが、出現位置などを覚えないと全部倒せないので、覚えゲーな感じです。ビギナーモードなら簡単で、特に弱点を狙わなくとも連射して当てていき、こまめにドキドキモードで昇天させていけばSランククリアは簡単にできます(さらに上位にSSランクと神ランクがありますが)。
敵キャラの一般女子にそれぞれ学年・クラス・名前が設定されていて、カーソルを好みの子に合わせて△ボタンを押せば「ドキドキモード」に移行しますが、これがまたエロい!スカートの中はのぞけるし、ショットを成功させるとどんどん距離が近づいていくので、最終的にスカートの中に頭を突っ込むかのような感覚まで味わえます。
セリフもエロい。「あぁ〜ん」「やぁ〜ん」「胸ダメェ〜ッ」「お尻ダメェ〜ッ」「そこはダメェ〜ッ」とか。個人的に一番嬉しかったのは、xbox版からの声優の追加。堀江由衣さんは田村ゆかりさんと同じ天使役なので、こういう声は聴けませんが、あの超人気声優歌手「椎名へきる」さんが一般女子(春野つぼみ)役で出演しており、しかもキャラもかわいいのでかなり興奮してしまいます。あとは中原麻衣さんと藤田咲さんが有名どころかな。今は、別名義でエロゲ出演している人はたくさんいるけど、やっぱそういうのに出演してない声優さんのそういう声が聴けるってだけで、価値を感じてしまいます。
他は、xbox版のレビューにもあったけど、どうも声優見習いっぽい。中には声がかわいくなくて演技もヒドイのがいる。自分好みの声の子もいましたけどね(島田由乃とか)。教師役の人も色っぽい。ドキドキモードで3回昇天させれば一般女子でも完全に情報登録され、クリア後の妄想モードで好きなだけ楽しめるけど、とても全キャラ制覇する気にはなれない。複数のキャラを声色変えて演じてもらうのでもいいから、もうちょい有名声優さんを起用してほしかった。特に別名義でエロゲ出演してる方を。メインヒロイン4人の声優も比較的新人だから、演技は悪くないけど、やっぱりちょっと棒読みっぽい子もいる。
あと、xbox版から追加された「ドキドキカーニバル」ですが、そんないいもんじゃないです。ドキドキモードだけで進行するのはいいのですが、本編が終わって、主人公が天使の矢の反動で恋人以外の女の子から忌み嫌われるようになってしまったという設定なので、ドキドキモード中の女の子のセリフがえぐいです。主人公に対し「あはは〜、顔が気持ち悪〜い」とか。
複数の女の子を制限時間内に昇天させないとゲームオーバーなんですが、時間制限がむっちゃ厳しい。ドキドキモードではできるだけ長い時間見つめてからショットしないとドキドキゲージが溜まらないんですが、あまり見つめすぎるとガードされる。ガードされるとキャラ交代してしまい、時間のロスにつながり、ますますクリアが難しくなる。でもリスクを恐れて見つめる時間を少なくすると、ゲージが溜まらずにクリアできない。そんなジレンマの中で、時間制限の厳しい中せっぱつまってプレイしたって、このドキドキモードは全然楽しめない。しかもキツイ蔑み言葉も浴びせられるし、ゲームオーバー時も浴びせられてイライラ。このモードは、ニヤニヤしながらリラックスして楽しめてこそなんじゃないの?どうやら、情報登録から一般女子たち個人個人の弱点を覚えて、的確に狙っていかないとクリアは難しいらしい。
女の子がガードする直前にロックオンカーソルの色が変わるとか、もっと分かりやすければ「ギリギリまで見つめてショットを決める」快感を味わえるんですが、あくまで直感で判断しなければならないのがストレスです。
一般女子がただの敵キャラだった本編とは違い、女子同士の会話とか描かれてるんですが、なにしろ「主人公が嫌われてる」ので、本編で「この子かわいいな」と思った女の子からイヤな言葉浴びせられてイメージが崩れたりします。「恋人ができたら、恋人以外の女性からは嫌われる」という設定はxbox版からだったろうけど、後日談だからってプレイヤーを不快にしてまで設定に忠実にしなくても良かった気が。モテモテになれる快感を味わいたい人がほとんどだと思うのに、嫌われてる状態で好かせるためにプレイするのは苦痛だし、制限時間が厳しくてやり直し苦行ゲー状態。蔑み言葉を浴びせられて快感を覚えるようなドMの方なら大丈夫と思いますが…。
付属のドラマCDは主人公「テンゾウ」もボイスありです…。だったらゲームにも入れてくれよ…。あったほうが、ぱたこ達天使との活き活きとした面白いやり取りを耳で楽しめたのに。ドラマCDでは楽しかった。
確かに恋愛要素もあるけど、これ恋愛ゲームじゃないでしょ?なんか、ギャルゲーで恋愛要素がちょっとでもあると「主人公を目無し声無しにしないといけない」みたいな暗黙の了解に縛られてる気がする。主人公のセリフ量もノベルADVに比べて全然少ないし、主人公フルボイスにしたって予算的圧迫はそんななかったはず。ドラマCDに出演させるくらいなら、ついでにゲーム版も演じてもらえばいいのに。
「主人公に声がないほうが感情移入しやすい」…これは詭弁。興味のある方は、僕のプロフ画面からリンク先webページを読んでみてください。