どのお話も、まさに「ぎこちない」愛の話。
ときに重く、ときに苦しすぎてふとするとうざくなりそうなタイプのCPだけど、そこに本物の愛が語られているのでその重さを感じさせない。
かなりおススメの作品です。
短編の寄せ集めですが、特におススメは最後の「あいのともしび」
ノンケだけど自分を愛してくれる恋人に見合い話が来ているのを知って、別れを決意する男(受け)が小料理屋で飲んでいると、そこにその恋人に見合いを説得にきた父親もあらわれて、お互い素性を知らないまま飲み話す・・という、一風趣向の変わった話。
話題の恋人は最後まであわられないものの、その父親と恋人の間で他人として打ち解けていくのが、なんともおなかに染みわたってくるようでよかったです。
どの話もみんな物悲しい顔をしていて、視覚的にも大人向けおススメBL。