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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
お酒を飲みたくなる随筆,
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レビュー対象商品: きんぴらふねふね (単行本)
やっぱり石田さんの随筆はピカイチだ。エッセイではなく随筆といいたい。 まずお酒が飲みたくなる、友達を誘いだして みたくなる、家族を思い出す、遠い記憶を 思い出す。石田さんの文章を読むと色々な 気持ちがふわふわっとわいてきて心地良い。 たとえば人に関する言葉を最小限にとどめているのが いい。この人は私とこんな関係でこんな人でねっていう つらつらと言葉だけで説明するような描写ではなく、 簡単な言葉でその人のことを表現しているのが好きだ。 そしてその人とのエピソードも簡潔ながらとても はっきりと表現していて好きだ。胸の内のぐずぐずまで こちらに伝わってきて過去にそんな胸の内になったこと あるなぁとか思い出したりして読む。 ほんと好きだな。この人。
5つ星のうち 4.0
食べものの話で食べものだけの話にあらず,
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レビュー対象商品: きんぴらふねふね (単行本)
じつに巧いと思いました。主題は確かに食べものです。 しかしそれを食べた状況、いつ、どこで、誰と、何度くらいをつみ重ねることによって、婉曲に著者の過去を浮き彫りにし、その時々の感情を鮮やかに描き出します。 食べものを細かに描写したエッセイは多々ありますが、食事を切り口に人生を垣間見せる、「見事だ」と思いました。 1篇1篇は食材をタイトルとして2ページくらいに収められているのでスルスルと読みやすいですが、著者のエッセイはすぐに読んでしまうのがもったいないと思わせる味わいがあります。 一皿一皿の料理をじっくり堪能するように、ゆっくり読みすすみたい気持ちになりました。 個人的には「水」の話が一番心に浸みました。
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