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きれいな風貌―西村伊作伝
 
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きれいな風貌―西村伊作伝 [単行本]

黒川 創
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

大逆事件で叔父を喪い、戦争中は不敬罪で拘留―。戦争が終わるとこう言った。「これからは、マッカーサーに叱られるようなことをする」桁外れのセンスと資産を教育と芸術に注いで生きた、文化学院創設者の第一級の評伝。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

黒川 創
1961年、京都生まれ。作家。同志社大学文学部卒業。2001年『もどろき』が三島由紀夫賞・芥川賞候補に、02年『イカロスの森』が芥川賞候補に、05年『明るい夜』が三島賞候補、のちに京都水無月大賞受賞。09年『かもめの日』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 354ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/02)
  • ISBN-10: 4104444049
  • ISBN-13: 978-4104444045
  • 発売日: 2011/02
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 178,245位 (本のベストセラーを見る)
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文化学院の創設者、西村伊作さんについては何の予備知識もなかったが(文化服装学院と勘違いしていたくらいで)、読みだしたら厚めの1冊をあっという間に読んでしまった。
大逆事件で処刑された大石誠之助の甥でもある伊作さんは、新宮の山持ちの息子にして、今で言えば大富豪の跡取り。キリスト教や社会主義にも触れるが、それにとどまらず、絵画、写真、服飾、設計、陶芸など、幅広い関心を持ち、特に大石さんの処刑後は、「主義」にも一定の距離を保ち、私財を投入して、学校を創設し、戦争中もリベラルな校風を維持し、投獄されても自分を曲げなかった男。
膨大な文献を駆使して平易な文でつづられたこの評伝は舌を巻くほど面白い。堺利彦さんの評伝である、黒岩比佐子さんの『パンとペン』と併せ読むと、それぞれの人生がクロスする歴史も浮かび上がって、なお面白いのでは?
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