もう13年前に見た映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』のある場面。
「森のイスキア」主宰の佐藤初女さんが野菜を茹でていて、野菜のいのちが「移る」瞬間について語っている映像が今でも記憶にあります。
その佐藤初女さんがこの本で、ガールスカウトについて語っています。
「生物多様性」という地球的で大きな課題を「ちがう存在が一緒にやっていく、そのなかでできることを考えましょうということ」と、やわらかに説き、ぬかみその床の中と同じ、まさにガールスカウト、と語ります。
佐藤初女さんへの取材のほか、ガールスカウトの日常や国際交流キャンプを取材した著者の文に、凛とした立ち姿の少女の写真が印象的な一冊です。