出版社 / 著者からの内容紹介
▼第1話/溶解▼第2話/狂ったメス▼第3話/栄光へのアプローチ▼第4話/ヘレン・フリーズ▼第5話/ネクロージス●登場人物/小山内桐人(M大医学部付属病院医師・モンモウ病の研究を行っていたが、師である竜ケ浦の企みにより、自らモンモウ病にかかってしまい、世界各地をさまよう運命となる)、竜ケ浦(M大医学部付属病院第一内科医長・医師会の会長を目指し、モンモウ病を利用して業績を上げようと画策する)、占部(M大医学部付属病院医師・桐人とは古くからの仲だが、桐人・いずみと竜ケ浦の板挟みになって苦悩する)、いずみ(桐人の婚約者)。●あらすじ/万大人のもとを逃れ、小屋で一休みする桐人だったが、共に逃げてきた麗花に手足を縛られ、監禁されてしまう。彼女はなんと、普通の男を愛することができない、異常性欲の持ち主だったのだ。しかし桐人は彼女を拒み続け、隙をみて脱出する。彼女に心の病をみとめ、桐人は催眠治療を行なうが、その最中に原住民に襲われ、彼らはまたも捕われの身となってしまう(第1話)。▼モンモウ病を発病した万大人が、M大に運ばれてきた。竜ケ浦と占部は、台湾の医師団と万大人の病状について話し合うが、その中でかつて桐人が万大人のもとにいたことを知る。そこで占部は激しく動揺し、さらにいずみが毒をあおったことを聞き、錯乱して病院にいるヘレン・フリーズを犯してしまう!(第2話)。●本巻の特徴/第2巻では、依然として放浪を続ける桐人と、ヘレンと桐人を救おうと奔走しながら精神を崩壊させてゆく占部、そして竜ケ崎の学会での発表と医師会会長選挙の一部始終が描かれる。●その他の登場キャラクター/麗花(「人間テンプラ」を得意とする奇術師。異常な性欲の持ち主である:第1、5話)、ヘレン・フリーズ(修道女で、モンモウ病患者。占部にともなって来日している:第2、4話)万大人(台湾の大富豪で、モンモウ病患者。自分の屋敷で、異常な残酷ショーを日夜繰り広げさせている:第3話)、ドクトル・マンハイム(ドイツ人医師で、伝染病の世界的権威。竜ケ浦の説に反対する:第4話)
出版社からのコメント
人間が犬の姿へと変わってしまう奇病「モンモウ病」。この病気にかかわるさまざまな登場人物の行動を通じて、手塚治虫は読者に「人間の尊厳とは何か?」という問いを投げかけている。巻末に解剖学の権威・養老孟司のエッセイを収録。
著者について
手塚 治虫
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年、「マアチャンの日記帳」で漫画家デビュー。1962年には『ある街角の物語』でアニメーション作家としてもデビューする。おもな作品に、漫画では 『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』その他多数、アニメーションでは『展覧会の絵』『ジャンピング』その他多数あり、全400巻の『手塚治虫漫画全集』(講談社)も刊行された。宝塚市には手塚治虫記念館がある。1989年に死去。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年、「マアチャンの日記帳」で漫画家デビュー。1962年には『ある街角の物語』でアニメーション作家としてもデビューする。おもな作品に、漫画では 『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』その他多数、アニメーションでは『展覧会の絵』『ジャンピング』その他多数あり、全400巻の『手塚治虫漫画全集』(講談社)も刊行された。宝塚市には手塚治虫記念館がある。1989年に死去。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。