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きらきらひかる (新潮文庫) 文庫 – 1994/5/30


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商品の説明

受賞歴

第2回(1992年) 紫式部文学賞受賞

内容紹介

私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである――。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人はすべてを許しあって結婚した、はずだったのだが……。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは? 傷つき傷つけられながらも、愛することを止められないすべての人に贈る、純度100%の恋愛小説。

登録情報

  • 文庫: 213ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1994/5/30)
  • ISBN-10: 4101339112
  • ISBN-13: 978-4101339115
  • 発売日: 1994/5/30
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (114件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 72,800位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

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28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 カスタマー 投稿日 2005/10/18
形式: 文庫
 風変わりな恋愛形態だけど、ごくごく普通の男女の恋愛小説を読むよりもすんなりと、「恋愛」というものを理解したような気がした。
 ホモセクシャルだけど、妻への愛情だってちゃんとある。でも、女性に対しては不器用だから、その愛情の表し方がとてもとても下手で、かえって笑子を傷つけてしまう。ああ、もう、「そうじゃない、そうじゃないんだよおおおおお」と叫びながら、睦月の首を絞めてしまいたくなる(苦笑)。
 アル中、情緒不安定でも、ホモセクシャルの夫を一生懸命受け入れていこうとする笑子。やっぱり愛情表現がうまくいかなくて、結局睦月を困らせてしまう。でも、痛いくらいに彼女の気持ちがしんしんとわかってくる。
 そんな二人を受け入れ、見守り、愛する紺。ひょうひょうとやんちゃながらも、どんなに愛し合っていても結ばれきれない睦月との関係に密かに傷つき、悩む。それでも、笑子への優しさを注ぐ彼の姿もまた痛々しい。
 3人ともとても純粋に愛し合ってる。何度読んでも飽きがこない。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 mana888 投稿日 2009/10/12
形式: 文庫
とにかく大好きな作品です。

ちょっと不安定な妻「笑子」を受け入れる夫「睦月」。

章ごとに笑子目線、睦月目線と入れ替わるのですが、
江国香織さんは情景描写がとてもうまいので、読んでいて小説の世界にすんなり入っていけました。

このまま変わりたくない笑子と、変わらなくてはいけない睦月。
世間から受け入れがたいホモの夫と精神不安定な妻の夫婦の形をがゆっくり描かれていて、物語自体に緩急はさほどないのですが、それでも、読んだ後は「こんな夫婦もありなんだ」と思わせてくれます。

さらさらと流れていく世界ですが、少し心が疲れた時に本当にお勧めです。
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23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 パンタロン VINE メンバー 投稿日 2004/12/24
形式: 文庫
 妻でアル中の笑子に夫でゲイの睦月。その恋人の紺君。こんな風変わりな三人を中心にして織り成されるやさしい物語。
 優しさがときには一種の残酷性を帯びると言うことを教えてくれる。使い方次第ではどうにでもなる優しさがうまく使えない笑子と睦月がとても瑞々しくて、なぜかホっとしてしまいます。そして、少し抜けたようでいてすべてを見通しているような紺君がいいアクセントとなって物語を引き締めています。愛情の危うさや強さっていうものがひしひしとつたわってきて、恋愛をこんな形で表現できるってことはすごいことだなと思いました。
 映像化もされているらしいです(見たことないけど)。ちなみに同名のドラマはまったく別物です。
 こころを温めたい人にはお勧めです。 
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ちょこ 投稿日 2010/8/2
形式: 文庫
主人公である精神不安定のアル中妻とホモの夫との結婚生活の話なのだが
設定とはかけ離れて爽やかな読み心地。なんとなくきれいで優しくて頼りなく
実態のない薄っぺらいような感じが心地いい。

夫の父親が主人公に向かって、息子との結婚生活なんて

「水を抱くような感じだろう」

と、言うのだが正にこの小説の全てがそこに集約されている気がする。
彼らはこれといった解決も結末も迎える事はなくまた同じ結婚生活をはぐくんでいく。
でもその終わりはけして不完全ではないのだ。

もう何度も読んでいるのだがまた何度も読みたくなる。
なんとなくまた読んでしまう。そんな感じです。
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17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 suiha 投稿日 2003/11/12
形式: 文庫
私の周りでは、この作品に対する評価はまっぷたつに分かれる。
「何回も読み返したい」もしくは「コレはもういいや」。
そして、私は前者に属する。
私が何度も読み返したくなるのは、なんといってもこの作品の小見出しの秀逸さのせい。
目次を眺めているだけで、なんとなく不思議な心持ちになれる。
水の中を漂っているような、真空の瓶の中に取り残されたような。
それに誘われて本文を読み始めると…もう止まらない(笑)。
それぞれのキャラクターたちの奏でる不協和音。
なのに、何処か心地よくて、つい耳を傾けてしまう。
ああ、また読み返したくなってきた。
目次を眺めてみよう。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ガラドリエル 投稿日 2013/8/28
形式: 文庫 Amazonで購入
これも改めて読みました。この世界感は読んだときのまま、に感じ、とても好きです。三人の暮らしは、相変わらず読んだ時代と同じように、出来る筈は無いとわかっていても、理想です。
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