内容紹介
うまく言われへんけど…。
京都の大学院に進学する友達の引越し祝いに集まった仲間たち。そして、そこにはいないけど気にかかる人。一方、テレビに映し出されるのは、ビルの壁に挟まって抜け出せなくなった男や座礁したクジラのニュース…。どこにでもいるような若者たちの一日。でも、そこには言葉では伝えきれない想いが溢れている。
120分にもおよぶ特典映像を収録した特典ディスク付きの2枚組。
【特典映像(予定)】
《Disc: 1》
スタッフ・キャストプロフィール 予告編集 《Disc: 2》
メイキング キャスト・インタビュー(妻夫木聡、田中麗奈、伊藤歩、柏原収史、三浦誠己、石野敦士、松尾敏伸、池脇千鶴) スタッフ・インタビュー(行定監督ほか) 舞台挨拶(東京国際映画祭、テアトル新宿&シネアミューズ初日、香港国際映画祭) キャスト・ダイアリー おまけ映像 《監督》 行定 勲(「世界の中心で、愛をさけぶ」「GO」)
《監督・脚本》 行定 勲、益子昌一
《原作》 柴崎友香(河出書房新社刊)
《音楽》 矢井田瞳 エンディング・テーマ:「マーブル色の日」 矢井田瞳
《出演》 田中麗奈 妻夫木聡 伊藤 歩 柏原収史 三浦誠己 石野敦士 池脇千鶴 松尾敏伸
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『GO』などの行定勲監督が、妻夫木聡、田中麗奈ら、日本映画界を代表する若手俳優を集めたアンサンブル・ドラマ。ある一日の午後から翌朝までの短い時間を描く。京都の大学院に進んだ正道の新居に、引っ越し祝いで集まる友人たち。酔っぱらって本音を吐き出す者。能天気にくつろぐ者。彼らの一夜の人間模様に、ビルの隙間に挟まれた男と、浜に打ち上げられたクジラのニュースが同時進行する。微妙に時間軸がずれる手法も、あざとさはなくすんなりと全体になじんでいる。
関西弁を流暢にこなし、リアルな会話を交わす俳優たちのおかげで、観ているうちに、いつしか飲み会の輪に入っているような錯覚を覚える。ふたりの女性の間ではっきりと思いを言い出せない妻夫木、酔って男たちの髪を切る麗奈など、すべての動きや表情がナチュラル。だれもが自分と似たようなキャラを発見し、心地良さと切なさに包まれる。夜の宴会はもちろん、朝の浜辺に至るまで、映像もその場の空気感を的確に伝え、正道の家を中心にした京都の町屋の風景がノスタルジーを誘う。(斉藤博昭)