伝承「深泥染」という技法を使って、深く濃く真っ黒に染めた、喪服用の帯揚帯〆のセットです。この黒色は五倍子黒と呼ばれていますよ。五倍子(ふし)とは、ヌルデの若芽や若葉などに虫が卵を産み付けてできたこぶのことで、タンニンを豊富に含み、通常インク・染料の製造に使われています。この染料で染められた黒い色は、堅牢度(色のもちのことです)も非常に高いといわれ、五倍子黒と呼ばれているんだそうです。周りの方も同じ黒を身に付けられているときって、黒の色でも深さが違うと目立ちますよね。うっすらと地紋の入った、光沢のあるふんわり軽い帯揚げと、硬くしっかりと組まれた帯〆ですよ。フォーマルなお席でも堂々とお召しいただけるクオリティが嬉しいね。黒い木箱に入れてお届けします。