着物の柄に関する辞典のような本です。
「特選実用ブックス」とあるだけのことはあって、知りたい時に知りたいものを探せる。
古い人間なので、「着物の格」がすごく気になります。
訪問着、付下げ、小紋といった模様及び様式による格の違いや、織りの着物よりも染めの着物の方が格が高い・・・
といったところはわかるのですが、どうもそれだけではないような・・・と思っていました。
本屋で偶然この本を見つけ、手に取ってみて、腑に落ちなかった部分が氷解しました。
そうか、柄にも格ってあるんですね。
この本に紹介されている柄を見て、留め袖に似合う柄とか、訪問着に似合う柄などがあるのがわかりました。
もちろん、描き方によって同じ柄でも違いはあると思いますが、正式な場に着るのが似合う着物の柄というのもあるし、
気軽に着る着物に似合う柄というのもあることをきちんと理解していなかったので、勉強になりました。
そもそもは、昔の着物の本を読むと、着物の格と共に、「柄には着るべき季節がある」と書かれているので、
「この着物、この時期に着ていいの?」と確認するために、購入したんですけど、色々と勉強になりました。
残念なのは、白黒ページが多いこと。
カラーページは見るだけで楽しいので、白黒ページもカラーで見たかったなあと欲が出てしまいます。
その分、値段は高くなってしまったのでしょうが、前ページカラーがよかったなあ・・・