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きみの鳥はうたえる (河出文庫)
 
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きみの鳥はうたえる (河出文庫) [文庫]

佐藤 泰志
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界に押しつぶされないために真摯に生きる若者たちを描く青春小説の名作。新たな読者の支持によって復活した作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作であり、芥川賞の候補となった初期の代表作。

内容(「BOOK」データベースより)

郊外の書店で働く「僕」といっしょに住む静雄、そして佐知子の悲しい痛みにみちた夏の終わり…世界に押しつぶされないために真摯に生きる若者たちを描く青春小説の名作。読者の支持によって復活した作家・佐藤泰志の本格的な文壇デビュー作であり、芥川賞の候補となった初期の代表作。珠玉の名品「草の響き」併録。

登録情報

  • 文庫: 235ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2011/5/7)
  • ISBN-10: 4309410790
  • ISBN-13: 978-4309410791
  • 発売日: 2011/5/7
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 27,666位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
1980年前後の作品2編を収録。もう記憶もあいまいだけれど、抒情的な青春小説は当時少なくはなかった気がする。たとえば立松和平さんの最初期の作品『途方にくれて』『今も時だ』などを思い浮かべるが、立松さんの作品が、その後、生活と向き合う「大人」の作品に変わっていったのと比べると、佐藤泰志さんは最後まで青春を抱きしめて終わったのではないかと思える(もちろん『海炭市叙景』などでは「大人」たちを書きこんでいるけれど)。
 自己の神経症体験をもとにしたと思われるモノローグ的な「草の響き」、そこから大きく飛躍して悪びれない三角関係を描き込んだ表題作、どちらも「抒情的な青春小説」が歩道の敷石の下に埋められてしまったかのような現在、なお輝きを放っている。不思議な佐藤マジックを味わえたことに喜びを感じる。
 巻末の井坂洋子さんの解説もいい。今まで読んだ井坂さんの文章で一番いい(失礼^^)。
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