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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
原作とは違うアニメ版独自の最終回,
By 同盟 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: きまぐれオレンジ・ロード~あの日にかえりたい [VHS] (VHS)
今回のお話は恭介が超能力を使うことが全くなく。普通の高校生として話が描かれている。あくまで恭介、まどか、ひかるの三人の関係がメインだ。それだけにリアルな恋愛ものとして描かれているのが印象的だ。恭介、まどかは少しずつ大人になっていき、お互いを求め合い、必要になっていく感じが丁寧に作られている。そして、その反面その関係からつまはじきにされ、おいてきぼりをくらったひかるの孤独と悲しみが見ていて辛いもある。誰かを愛すると言うことは同時に違う別の誰かは愛さないということだ。それは解っているが、こうまで当たり前にやられると。見ていてやりきれないものがあるが、それがこの映画の魅力だともいえる。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
一本のアニメ映画,
By rb25det "V35" (たつの) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: きまぐれオレンジ・ロード~あの日にかえりたい [VHS] (VHS)
本作品は、1984年から少年ジャンプで連載開始されたラブコメの最終版。原作とは違う最終回を迎えたアニメ版の続きである。この作品はTV放送の時のような幼稚さや原色のような明るさが抑えられ、終始落ち着いた、陰のある雰囲気に描かれている。まどかも恭介ももうすぐ大学受験が始まるので気持ちはピリピリしていて、気持ちを抑えながら二人の世界を楽しんでいる。ひかるちゃんは急に変化した二人の態度に敏感に異変を感じ、不安を募らせながらも表には出さず、受験と恋愛で疲れていく恭介を明るく支える。そんなひかるをまどかと恭介は心の奥で疎ましく、あるいは哀れむようになり恭介はひかるちゃんと別れる決心をして、冷たく突き放す。 この作品は三人の内面の心の動きを言葉だけでなく仕草でも表現し、街の景色が、通り行く人々も何かが違う描き方だ。いままでのアニメオレンジロードとは一味も二味も違う感触に仕上がっており、きまオレファンならずともこれはこれで一本のアニメ映画(昼メロの様にドロドロだが)として楽しめるだろう。ただし、まどかの顔や言動は彼女とは思えないが・・・。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
共感できるかどうかが、評価の分かれ目です,
By 伍長 (三重県名張市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: きまぐれオレンジ・ロード~あの日にかえりたい [VHS] (VHS)
本作品はきまオレシリーズで唯一DVD化されていません。
理由は、TVシリーズとあまりにも落差が大きく、ファンから問題視されているからかも知れません。 TVシリーズはラブコメ路線で、永遠に恭介、まどか、ひかるの三角関係が続く幻想を抱かせていました。 しかし、そんな幻想に疑問を感じた人への答えが、本作品です。 内容を一言で言えば、三角関係の清算です。当然、ラブコメではなく、昼ドラ路線です。 また、超能力も一切出てきません。 この変調を許容できるかが、一つ目の評価の分かれ目です。 次に、恭介、まどかも葛藤の末、大きな決断を下します。 恭介は優柔不断のかけらもなく、冷徹に何度もひかるを突き放します。 TVシリーズでは常に身を引いていたまどかも、ひかるをバッサリ切り捨てます。 この決断を受け入れられるかが、二つ目の評価の分かれ目です。 僕も公開当時は許容できなく、この作品を認められませんでした。 しかし、30半ばを過ぎた今見ると、妙に共感できます。 「何かを得ることとは、何かを失うこと」この命題を逃げずに真っ向から描ききっているところが、最大の評価ポイントです。 一度見て、ショックを受けた方も再度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。 TVシリーズの甘酸っぱさもいいですが、本作品で描かれている青春のほろ苦さ(苦すぎるが‥)も魅力的ですよ。
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