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きのね〈下〉 (新潮文庫)
 
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きのね〈下〉 (新潮文庫) [文庫]

宮尾 登美子
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

夢み、涙し、耐え、祈る。梨園の御曹司、雪雄に仕える光乃の、献身と忍従の日々。雪雄の愛人の出産や、料亭の娘との結婚・離婚にも深くかかわる光乃。一門宗家へ養子に行く雪雄につき従い、戦中の、文字通り九死に一生の苦難をも共に乗り越えた光乃。続く戦後の混乱期、雪雄の子を宿していると気づいた光乃の、重い困惑と不安…。健気に、そして烈しく生きた、或る女の昭和史。

登録情報

  • 文庫: 455ページ
  • 出版社: 新潮社 (1999/03)
  • ISBN-10: 4101293112
  • ISBN-13: 978-4101293110
  • 発売日: 1999/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 130,577位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
小説を書くにあたって、
十一代團十郎のすさまじい癇癪(かんしゃく)に耐えた姿を書くということで
今の團十郎サイドからは色よい返事がもらえなかったそうです。
 
しかし、團十郎さんの心配をよそに
読み終えたあとは

まるで運命かのように結びついた雪雄と光乃夫婦を、とても素敵だと思いました。
そしてその子供である今の團十郎さん、その孫である海老蔵さんにも、更に興味がわきました。

小説としても素晴らしいし、歌舞伎に興味がある方や、もちろん成田屋贔屓の方も、
楽しめると思います。

市川宗家の重みというか、プレッシャーというのは、並大抵のものではないのでしょうね。
團十郎さん、海老蔵さん、応援したくなりました。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By u猫 VINE™ メンバー
形式:文庫
この話は、十一代目 市川團十郎様の奥様がモデルとなって描かれています。

上巻よりも下巻には、「確かにモデルがいる」と思える場面があちことにあります。

例えば、実際に芸能ニュースとなったことを元にしているんだろうなあ・・・と思われる場面とか。

でもね、どうしても現実とは思えない場面もあるんです。

例えば、出産シーン。これは現実じゃないだろう・・・と思ったら、

宮尾さんが、「十二代目を出産する際に立ち会ったお産婆さんに会って話が聞けた時に、この話を描けると思った」みたいなことをインタビューで答えていらっしゃいました。

ものすごーくびっくりしました。

なんで、そんなに驚いたのかは、是非、本編を読んでいただきたい!
このレビューは参考になりましたか?
17 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
なってる自分に気づき驚いています。
この小説を読むだけでモデルとなった11代目市川団十郎が
いかに魅力的であったのか、想像するだけで胸がいっぱいになります。
 どんなに主(後の夫)に辛く当たられても、主人公・光乃の献身的で一途に尽くす姿には、
共感せずにはいられません。
 芯まで惚れこんでしまったら仕方ない、むしろ、ソコまで惚れこめる

相手に出会えたことを羨ましいとさえ感じてしまいました。
 
今は亡き11代目市川団十郎を偲ぶべく、生き写しだと評判の高い
市川新之助さんに夢中になって美しい歌舞伎の世界を堪能しています。

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