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5つ星のうち 5.0
北欧の静かな静かなクリスマスの夜の物語,
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レビュー対象商品: きつねとトムテ (大型本)
真冬の寒い夜、おなかをすかせたきつねが、明かりがこうこうと灯る農場にやってきます。なぜか鳥小屋があいていて、きつねはにんまりするのですが、どこからか小人のトムテが現われて…… 。トムテは、家の守り神として大切にされている北欧の妖精。自分より大きなきつねの背をなでるトムテの姿が印象的で、その時のきつねの、まさしくきつねにつままれたような表情がほほえましい。そしてトムテは、その家の人たちから贈られた「クリスマスのおかゆ」を、ひもじいきつねに差し出すのです……。 そこにはキリスト教の世界観とは違うものがあり、わたしたち日本人を安心させてくれます。いつも自分たちを見守ってくれる、自然の中にいる目に見えない存在への畏敬の念が感じられて、なつかしいような、よく知っているような気持ちが湧いてきます。 ウィーベリの落ち着いた色合いの、静かで深い絵も感動的で、興奮した子どもをなだめたいとき、大人でも自分の心が荒れているとき、そっと手にしてみたい、不思議な優しさをもった名作だと思います。
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