ビルを惜しみなく愛した両親は、ビルに自立を求めた。高校卒業前から、障害者手当に頼るのでなく、仕事を見つけて収入を得ることを厳命。ビルは日用品や食品などを扱うワトキンズ・プロダクツ社に職を得る。
セールスマンとしてビルは、持ち前の粘り強さをいかんなく発揮した。顧客が「ノー」と言っても、「もっと時間のある時にもう一度来て」「今度はもっと役に立つ商品を持ってきて」という意味にとらえる。断られても断られても、「次の家では、イエスと言ってもらえる」という“呪文”を唱えながら歩き続ける。徹底したプラス思考で、決して後ろ向きにならない。
ビルの辞書に「障害」という言葉はないという。障害とは、「目標の達成を完全に妨げるものを指すが、自分はいつも目標を果たしてきたから、障害というものに突き当たったことは一度もない」。強靱な精神力、旺盛な行動力から学ぶ点は多いだろう。
(日経ビジネス 2004/05/17 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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プラス思考、信念、プライド、誠実、人に対する感謝...
ビルは人間が生きていく上で必要なものの中で健康以外の全てのものを持っているのでしょう。健康かどうかも彼に取っては気にすることではないのかもしれません。それほど、彼のプラス思考は徹底しています。
「私には障害など一つもありません」
ビルにこう答えられると、私がこれまでの人生で乗り越えてきたと思っていた障害は、その辺の石ころになってしまいます。
セールスの自己啓発本ではありませんでしたが、この本に出合えて良かったと思いました。
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