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きいろいゾウ
 
 
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きいろいゾウ [単行本]

西 加奈子
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (43件のカスタマーレビュー)

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Amazon 価格 新品 中古品
単行本 --  
文庫 ¥ 710  

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商品の説明

内容紹介

夫の名は無辜歩(むこ・あゆむ)、妻の名は妻利愛子(つまり・あいこ)。お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う若夫婦が、九州の片田舎にやってきたところ
から物語は始まる。背中に大きな鳥のタトゥーがある売れない小説家のムコは、周囲の生き物(犬、蜘蛛、百足、花、木など)の声が聞こえてしまう過剰なエネルギーに溢れた明るいツマをやさしく見守っていた。夏から始まった二人の話は、ゆっくりゆっくりとその年の冬まで進んでいき、「ある出来事」を機にムコがツマを残して東京へ向かう。それは、背中の大きな鳥に纏わるある出来事に導かれてのものだった。ひとり残されたツマは、幽霊に出会い、家のそばにある裏山のなかへと進んでいった。そこで彼女は、あるものに遭遇する。

内容(「BOOK」データベースより)

その昔。少女は、病室できいろいゾウと出会った。青年は、飛ばない鳥を背中に刻んだ。月日は流れ、都会に住む一組の若い夫婦が、田舎の村にやってきた。妻の名前は、妻利愛子。夫の名前は武辜歩。ツマ、ムコさんと呼び合う、仲のよいふたりだった。物語が、いま、はじまる。最新にして最深の、恋愛長編小説。

登録情報

  • 単行本: 434ページ
  • 出版社: 小学館 (2006/2/28)
  • ISBN-10: 4093861625
  • ISBN-13: 978-4093861625
  • 発売日: 2006/2/28
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 12.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (43件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 320,270位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 大地くんのてがみ 2013/1/8
投稿者 日々是好日
形式:単行本|Amazonで購入
 田舎暮らし、スローライフを推奨する作品なんだと、最初は思いました。
 速読派の私までスローペースになり、第3章を読み終わるまでに4日間を要しました。 
 エンジンが掛かったのは、第4章から。
 「ムコさん」が、上京することを決意するあたりからです。
 そこからギア・チェンジ。
 一気にアクセルを踏んで、猛スピードで読了。
 単なる、田舎好きな、ほのぼの夫婦の話ではありませんでした。
 誰もがいろんな顔を持っていて、他人に見せている部分は、ほんの一部なのだということを再認識。
 でも、知らない面があるからこそ、人は面白いのかもしれない……とも。
 来月、公開の映画では、不思議な「ツマ」役に宮崎あおい。彼女は、ほぼ私のイメージどおりですが、「ムコさん」が向井理というのは、ちょっと違うんじゃないかなぁ……。ベストというわけではないかもしれないけれども、瑛太の方がベターだと思うのですが、そのコンビだと「篤姫」になってしまうかぁ……。
 9歳の大地君役も、作品を左右する大切な人なのですが、誰が演じるのでしょうか?
 「(略)……。それでこのてがみは何をかこうとしていたのか、そんなことはわかりません。てがみってそういうもんでしょう?天気のことをかいたり、にわの花のことをかいたり、けっ
... 続きを読む ›
このレビューは参考になりましたか?
85 人中、64人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
投稿者 naonao-703
形式:単行本
片田舎で結婚式を挙げずに暮らす夫婦を交互に主体にしながら

ゾウの物語が割りこむ。

後半は前半に比べて展開があるが、かなり感傷的だ。

浸れるには腐るほど時間を持て余してるか、

こういう田舎時間に憧れるひとか、

かなり読み手により評価は分かれると思う。

私には感情に酔って話をしたがる女友達を思わせた。
このレビューは参考になりましたか?
48 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 眠れぬ夜には薦めない 2012/10/28
投稿者 まじみき
形式:文庫
まるでぎらぎらした夏の日みたいに、
ささやかだけれど無闇にはしゃいだ日常と
まるで閉ざされた冬の日みたいに、
静かだけれど悪戯に心を揺さぶる情景を
奇跡みたいに出会った二人の
必然みたいな愛にとっぷりと浸したお話
*****
映画化されるから読んだわけではなく、なんだかだらだら読みかけのままだったものをやっと読了。

大好きな、どきどきするような、夏の風景。
ささやかでくだらなくて、愛すべき日常。
おいしいごはん。
おいしい風景。
大好きな人が隣にいる毎日。
だけどもそこに巣くう、暗い影。
押し込めた感情。
お互いの向こうにチラつく、決して踏み込めない場所。
…否、踏み込まないでいる場所。

草や木や動物の声が聞こえる、身体の弱いツマ。
穏やかだけれど、過去に何かを抱えているような、ムコさん。
きいろいゾウの絵本を軸に織り成す柔らかくてファンタジックな世界。
それでも覗くのを躊躇うような深い闇がぽっかりとまん中に開いていて、
それがこの物語をちゃんと地に足のついたものにしている。
言葉運びも話運びも、童話のそれのように優しくて柔らか。
... 続きを読む ›
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 作品の雰囲気を大切に読みたい。 2008/5/10
投稿者 rieo
形式:文庫
結論がなくても良い作風っていうのがあると思う。
精一杯生きてる人物がいて、その精一杯の日常が綴られているだけでなんとなく心が暖かくなるような。
この作品が、それのような気がしました。
自然のものたちの声が聞こえ、その声ときちんと向き合って、大切にしているツマという人。
お互いに、お互いを失う恐怖を感じ大切にしあうばかりに、大切なことから逃げてしまうムコとツマの夫婦像。
ストーリーをみると、後半部分の複雑な人間模様を描いた部分が妙に浮いてしまっていたり、きいろいゾウがあまり効果的に使われていないかもしれないと感じてしまったり、感動!という感じではないかもしれない。
でも、文章全体から滲み出るその暖かさだけで、十分読み進められます。
読み終わった後、ツマのかけらが、自分の中にも残っている気がして、ちょっと笑顔になれるかも。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 2.0 残念、期待外れ
西加奈子さんの小説を読むのはこれが初めてです。

ムコさんとツマさんという夫婦が主人公で、一体どんな物語なのだろう…?... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: mastercow
5つ星のうち 4.0 心地良いけど、もどかしい
大阪弁での夫婦の掛け合いが心地良い。本当の気持ちをうまく言葉に出来ないもどかしさに共感した。
投稿日: 4か月前 投稿者: nogu
5つ星のうち 5.0 よかったです
とうちゃくもはやくて、ほうそうもよくて、きれいなほんでした。
投稿日: 8か月前 投稿者: 佐藤 仁一
5つ星のうち 4.0 良かったです
万人受けするかは分からないので星1つ減らしましたが、
面白かったです。
これはこういう事なのかな?て考えながら... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ひげまろ
5つ星のうち 5.0 安いです!
最近、某大型古本屋チェーン店で3倍の金額で売ってるのを見ました。とてもお買い得でした!(状態も良かったです)
投稿日: 11か月前 投稿者: 吉田美奈子
5つ星のうち 2.0 映画は
観ていないが、気になる映画だったので

先ず原作をと思い、手に入れたが

読んでみて、あまりにストーリーが... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: gonroku
5つ星のうち 5.0 現代版「智恵子抄」
主人公の二人はは高村光太郎と智恵子のような関係だと思います。
慈愛に満ちた夫と無邪気な妻という構図。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: ayumi
5つ星のうち 2.0 絵本を介して対になった夫婦という印象
「ツマ」が思い描く絵本の中の「きいろいゾウ」や動植物の声が聞こえるという思い込み、それらは寂しさや不安感から身を守るシェルターだった。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: Type-R
5つ星のうち 4.0 素敵な小説
最初はほんわかものかと思ったけど、
後半どんどん展開があって、それがすごくよかった。
単なるほんわかだけじゃないというのが。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: クリスティーナ
5つ星のうち 4.0 面白かったです。
人の心の難しい部分がとても良く見えました。
大人になるたびにわかってるから、言えないことが増えたりわがままを言えなくなって、行き詰まったり。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 岩崎麻由
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