マクロビは有名だし、玄米やはと麦などを使い活性酸素を除去する治療法も、20年程前から丹羽靭負医師が行い、実績をあげているし、両者とも関連本は何冊もあり、今更本書で玄米の利点を紹介する必要もなさそうだが、マクロビのように厳密でなく、丹羽氏のようなサプリメントを使わずとも、炊き方を工夫するだけで免疫を上げ、癌細胞へのエネルギー供給を絶つ、との意味で有益な本でした。
ポイントは玄米の炊き方で、炊く前に5〜6分強火で乾煎りするだけなのだが、煎れば炊き上がりは硬い。
少しでも食感を和らげる為に白米を少量入れよとなっているが、それでも口に含んだ時違和感はあろう。
前述のサプリも胚芽・大豆・米ぬか・ハトムギ・緑茶・緑茶エキス・杜仲茶などに遠赤外線焙煎と発酵と油剤化が施され、スムーズに消化・吸収できるようになっているのだが、鳥の餌の様な味で決して「不味い、もう一杯!」とは言いたくない味で、この硬い玄米とドッコイドッコイな食べ難さだ。
ようは慣れだろうが、土鍋で炊いて遠赤焙煎するか、煎った後で水に浸ける事で硬さを和らげるしかなさそうだ。
私は、夜に煎ってそのまま浸け、朝炊いているが、そうすれば普通の玄米ご飯と同様の食感で気にならない。
巻末に、サプリの消化でなく、もう少しこのような食べやすい工夫を載せて欲しかった。
実際癌になれば、そのような事は言っておれぬのだろうが、私のように予防で食べる読者で、しかも玄米食に慣れていなければ、少々苦行だろうと察する。