看護師10年目のものです。 がんに携わる病棟で勤務をしています。
がんの末期に起こる症状の中で、呼吸困難んはとっても難しい症状です。
本人だけでなく、そばで見ている家族や看護する看護師にとっても辛い症状で、無力感を感じます。
呼吸困難には、酸素と薬!!
ではなく、看護でできることはなにか?? 家族にできることは何か??
ということを調べたくて、いろいろと本を探していました。
「呼吸困難」というと、人工呼吸器や呼吸理学療法の内容はたくさんあります。しかし、がんの末期の症状として起こる「呼吸困難」は
なかなかありません。 あっても最後の方に数ページあるだけで、詳しく根拠などがありませんでした。
しかし、この本はがんの末期の症状として起こる「呼吸困難」の病態から考え方までが1冊で網羅されています。
初心者用というよりは、がんに携わる病棟で「もうちょっと詳しく知りたい!」という中堅者用だと思います。
この本1冊は、勉強会の資料作成に大変役立ちました。1900円は絶対安いと思います。
呼吸困難への対応とその根拠を知ることで、看護師の自信となり患者や家族への指導に役立ち、なにより看護師の自分の提供する看護に自信をもてるのではないかと思います。無力感を感じる症状でしたが、勉強してみると「今までなんとなくやってたこと」に根拠がかることに気づきました。
同じケアをするにしても、自信を持って対応することで患者や家族の安心にもつながると思います。
中堅ナースにお勧めです!!(後輩指導にも役立ちます)