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21 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
平等な命,
By トマト (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: がん患者、お金との闘い (単行本(ソフトカバー))
一気に読みました。
内容はとても素晴らしいものでした。 がん対策条例のこと、 働き盛りのがん患者の生活、 今最高裁で問われている混合診療のこと、 医療費ゼロの取り組み、 そして、あまりにも知られていない がん患者にも適用される障害年金のこと・・・。 金子さんが取り組まれてきたことが とても丁寧に書かれてあって、 胸がいっぱいになりました。 もちろん、がんだけが病気ではありません。 他の病でも、医療費に苦しまれる方はたくさんいるでしょう。 治療が長期にわたることも同様にあると思います。 何よりも平等でなければならない医療が、 平等ではない実態があることがとても悲しいです。 経済的理由で、治療をあきらめる方も たくさんいる実態があります。 とても、とてもつらいことです。 インタビューを受けられた渡部さんが、治療費負担の前に、 生きていていいんだろうか そう話されていたことが心に重く響きます。 たくさんのことを提起してくれている冊子です。
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
私が慕っていた人です。,
By 睦五郎 (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: がん患者、お金との闘い (単行本(ソフトカバー))
自分がしんどいにも関わらず他の癌患者さんを励まし支え続けた
優奈のママちゃんこと金子明美さんのことについて書かれています。 なんで働き盛りの人が癌にかかったからと言って補助もでないのか? 治療のために離婚をして生活保護を受けるしかないとまで思いつめられた 彼女の気持ちを察するだけで今も涙が出てきます。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読者に希望をくれる本,
By FEMMEABSOLUE (未公開) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: がん患者、お金との闘い (単行本(ソフトカバー))
本書は、札幌テレビの製作したドキュメント番組「命の値段 がん患者、闘いの家計簿」を書籍化したものである。
金子明美さんが大腸がんと診断されたのは35歳の時。 小学5年生の男の子と、生後6ヶ月の女の子のお母さんである。 夫婦とも仕事を辞めて、札幌から、明美さんのご両親が住む伊達市に引っ越す。 ご主人の健二さんがやっと見つけた仕事は、収入がそれまでの半分である。 高額な抗がん剤治療費の捻出のため、貯金を使い、節約をし、 家族に苦労をかけてすまないという気持ちが痛々しく伝わってくる。 そんな明美さんを献身的に助ける夫の健二さんと子どもたち。 抗がん剤投与のために、体重が30キロ増え髪の毛が抜ける。 それだけでもとても辛いことであるのに、 経済的な負担が重くのしかかってくる。 がん患者への公的な援助は実際に皆無といっても過言ではない。 また、現行保険制度も、入院か通院かで高額療養費の払い戻しに3ヶ月の差がでてくるという。がん治療の実情にあわせて、保険制度を見直すというそれすら実行できないのである。 本当に必要としている人に援助が届かない。 誠実に真面目に生きている人が見捨てられる世の中である。 それでも、明美さんは最期まで他のがん患者のために声をあげる。 また、最期まで明るくて慈愛に満ちた母親のまなざしを子どもたちになげかける。 その勇気ある姿は、読者に生きることへの希望を与えてくれる。 ありがとう。
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