自分が癌になったのでこの本を読みました。確かに癌の患者さん向けの食事療法が書いてありますが、それよりも長い間、悪い食事を続けていると病気になる、ということがこの本の白眉と思いました。働きづめで、毎日お弁当やチェーン店で昼夜食事をしている若い世代に、今のうちから食習慣を治していかないと将来大きな病気になる可能性があることを知っておいて欲しいと思います。奥さんもご主人の健康を気遣うなら、毎日の食生活で相当予防ができることを、まして自分の可愛い子供達にとっては、親の知識が全てです。その意味で、この本には私達が毎日何を食べているのか、それがどうして体に良くないのか、であれば何をどのように食べればよいのかという食の基本が書いてあります。全部読む必要はありません。前半だけで知識として十分です。惜しむらくは、癌にでもかからないと、食事に手間とお金をかけられないことでしょう。でも知っておくことは大切です。20代以下の若い人にこそ、読んでもらいたいと思います。