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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
インターネットの力。,
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レビュー対象商品: がんばれ!銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり (単行本(ソフトカバー))
危機に陥ったローカル鉄道がいかにしてそれを乗り切ったか…。ネットを通し、多少なりとも「銚子電鉄支援」に注目していた私なので、読んでて涙ぐんでしまう箇所がいくつかありました。 銚子電鉄の危機と再生を見守った日々…少々不謹慎な言い方ですが、それはとても楽しいものでした。 思いを同じくしている仲間とネットを通してでもつながっていると言う連帯感、そして、応援している銚子電鉄側ともつながっていると言う実感。それはネットならではのものだと思います。 こういった形で支援が成功したのも、著者である向後氏がネット住民と真摯に向き合ってくれたからに他なりません。 インターネット上であっても人と人との繋がりは大事にする、そういった姿勢が形になったのだと思います。 また、著書では「まちづくり」にも触れられています。 氏が大学で学んだまちづくりの考え方が、わかり易い言葉で書かれているので、その辺も面白く読めますし、銚子と銚子電鉄のこれからにも期待したくなってくる感じでもあります。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
天は自ら助くるものを助く,
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レビュー対象商品: がんばれ!銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり (単行本(ソフトカバー))
日経BPでのコラムで興味をもち購入しました。路線全長6.4km、時間にしてわずか20分足らずのローカル鉄道。2006年11月に存続の危機に直面したとき、ホームページ現れたメッセージが表紙の帯にある言葉です。 経済的な観点からみれば、廃止してもおかしくないはずの地方鉄道に多くの人が手を差し伸べた理由は何だったのか、ずっと考えている。 一企業が消費者に対して素直に助けを求めるという姿に共感を覚えたのかもしれない。 そして銚子電鉄を助けるという一つの目的に向かって、インターネットや地域内外の人たちの中にコミュニティができ、そのコミュニティのメンバーが知恵を出し合い、目に見える形でそれを実感した。 そして、その支援に甘えることなく、そこから著者が「ローカル鉄道とまちづくり」を真剣に考え始めたこと(著者は一発奮起して大学に入学し、都市環境システムを学んだ)など、単なる感動物語と割り切ってしまうのはもったいない。 はじめはノスタルジーや競走馬の”ハルウララ”のような気持ちが多くの人の中にあったかもしれないが、どん底の危機から新たな道筋を見出すところまでつなげた銚子電鉄の取組みには勇気づけられる。そんな心温まるストリーだった。 ハードのイノベーションが中心となりがちな鉄道において、銚子電鉄のソフト面での改革の模索はビジネスの観点からも参考になり、鉄道をサービス業として捉えてみると新たな一面が見えてくるかもしれない。 また、本書を機に「地方鉄道とまちづくり」をもう少し深く考えてみたくなった。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ネット社会における地域再生への手がかり,
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レビュー対象商品: がんばれ!銚子電鉄 ローカル鉄道とまちづくり (単行本(ソフトカバー))
一社員が社のホームページに書いた素朴きわまる一文が、ネット世論を動かし、消滅の崖っぷちにいた会社を再生させた。”電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください!! 電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。 ” 飾らぬ誠意がネットで伝えられ、当事者の誰もが予想しなかった大きなうねりとなって小さな会社を救った。 ネット世論を動かしたのは、銚子電鉄の人たちの嘘のないひたむきさ、誠実さであった。 ネットは感情的なメディアである、と言われる。 そうかもしれない。しかしそれゆえに、ネット世論は「気持ち」の真贋について敏感である。 贋物は、見抜かれ、叩かれる。もしかするとネット空間とは「正直者が報われる」神話的世界なのかもしれない。 このことは、地方の地域再生に大きなヒントを与えてくれる。 地域再生に取り組む人々のひたむきさや健気さが、地域再生の資源となる可能性があるのだ。 銚子電鉄は、新しい地域再生のあり方の、先駆けなのかもしれない。
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