危機に陥ったローカル鉄道がいかにしてそれを乗り切ったか…。
ネットを通し、多少なりとも「銚子電鉄支援」に注目していた私なので、読んでて涙ぐんでしまう箇所がいくつかありました。
銚子電鉄の危機と再生を見守った日々…少々不謹慎な言い方ですが、それはとても楽しいものでした。
思いを同じくしている仲間とネットを通してでもつながっていると言う連帯感、そして、応援している銚子電鉄側ともつながっていると言う実感。それはネットならではのものだと思います。
こういった形で支援が成功したのも、著者である向後氏がネット住民と真摯に向き合ってくれたからに他なりません。
インターネット上であっても人と人との繋がりは大事にする、そういった姿勢が形になったのだと思います。
また、著書では「まちづくり」にも触れられています。
氏が大学で学んだまちづくりの考え方が、わかり易い言葉で書かれているので、その辺も面白く読めますし、銚子と銚子電鉄のこれからにも期待したくなってくる感じでもあります。