この著者の本は何冊か読んでいます。一環して感じるのは読者(患者)への温かい目です。「病気を治そう」「身体を守ろう」という優しさが滲み出ています。
私のとってはずっと待っていた「がん予防」の本です。それにしてもいまの日本の食の惨状がよく分かりました。この40年で激変したのですね。10年以上も前に野菜摂取量でアメリカに逆転され、その差がどんどん開いているなんて。誰の責任なんでしょうか。食の荒廃への著者の嘆き、怒りがストレートに伝わってきます。
私にとって嬉しいのは「がん体質」のところ。家族、親戚にがんが多い家系のため、やはり不安を持っています。がんは家系による遺伝ではなく、食環境や食習慣が作り出すもの、だから環境を変えれば体質は改善できるとありました。やはり、嬉しかったし、勇気がでます。5章、6章、7章のがんにならない「食習慣」「食材選び」「生活習慣」は役に立ちます。納得の一冊です。いつも手元においておきます。