ラブコメでもなく、ファンタジーでもなく、ギャグでもないお茶の間感覚伝奇コミック。
高校生が元気に動き回る中に、産土神の温かい視線が混じってという、絶妙なバランスの
物語を2008年末にTVで見てからずいぶん経ちましたが、とうとう購入してしまった。
大満足です。
神社での夏の日の虫取りから始まり、オープニングの映像とテーマ曲、そして10年飛んで
高1の仁の前にナギ顕現。この流れが素晴らしい。第一幕、第二幕ともに、出てくるのは
ほとんど仁とナギのみと言ってよく、二人の出会いと同居状態が落ち着くところまでで、
原作では1話から3話に当たります。
見慣れているようで他にはどこにもない、きれいで魅力的な絵、親しみ深いご近所キャラと
ちょっと不思議少女(神様ですけど)、ギャグは楽しいがオチャラケすぎないある意味まじめ
な原作をベースに、何も引かないけど足すところは足して出来上がった傑作だと思います。
オーディオコメンタリーは戸松遥、山本寛、倉田英之、そして原作者武梨りえのやり取りで、
創作の原点が語られ、興味深いものです。
特典のドラマCDは原作の第二十七、二十八幕、秋葉の同人漫画を皆で描いて、同人誌即売会に
行く話。映像特典は戸松さんと花澤さんのA-1 Pictures潜入調査。これらの特典は価値あるね。